メモ。

 http://usability.novas.co.jp/diary/414.html
 ソフトウェア実装だからこそ、できる技……と。でも、ソフトウェア実装できても「やらない」例もあるから、最終的には「設計者さんがそれを考慮しているかどうか」にかかっている気もする。たとえば、テレビのVIERAがカラーユニバーサルデザイン認証を受けていたりするのも、同じように「できるから、それをやった」例の一つかな。
 けん盤配列も、同じ理由でソフトウェア実装できるほうがよいのではないかな……と。
 私は左利きの方が、今のけん盤配列に対してどう思っているか……というところは体験しようがないのだけれど、「左右を反転しても支障なく使えるけん盤配列」を設計することができるかどうか、というところについては、引き続き検討していきたいところで。
 「かえでレフティあすか/かえでライティあすか」もそうだし、「なるとこーど(仮称)」も含めて。


 ……で、漢直については、ほんとにどーすればいいのだろうかと悩む。
 28キー2打鍵だけでやろうとすると、28×28=784……なのだけれど、これはあくまでも「カナや記号を含めて」の話なので、実際には足りない。1打鍵目を重ね打ちして使うとして、28×2×28=1568。そして、漢字の入力については「片手完結」を原則にしないとつらすぎるので、漢字部分で使える領域はもっと減る。14キー2打鍵の両手ならば14×14×2=392。14キー2打鍵のうち1打鍵目を重ね打ちして、それ両手でやっても14×14×2×2=784個しか漢字が置けないことになる。
 この数ですらも覚えられる自信がないから、そういう意味では必要十分すぎる気はする……のだけれど、それでいいのかどうか。
 2打鍵目を「該当キーまたはその上下左右のキー(実質4キー相当しか使えないと思う)」に拡張すると、14キー2打鍵の両手ならば14×14×4×2=1568。14キー2打鍵のうち1打鍵目を重ね打ちして、それ両手でやっても14×14×4×2×2=3136個……って、この規模になると両手に割り当てること自体が無謀だから、完璧に片手用になりそう。
 ……考えがまとまりそうにないので、今日は放置の方向で。
 ……といいつつ、漢直Win+漢索窓でちょろちょろと触っていたり。


「困った人たち」とのつきあい方 (河出文庫)

「困った人たち」とのつきあい方 (河出文庫)

 読み始めたばかりなのだけれど、「これって……誰でも大なり小なり当てはまるんじゃないの?」という気がしてくる。
 私がオンラインでたまに、オフラインでもまれにやってしまうことがらが「攻撃型(爆弾手型)」として書かれているものなのだけれど、それをやってしまった瞬間に「しまった……orz」と後悔してしまったりすることばかりなので……。
 この本、むしろ「困った人に対する対処本」としてよむよりも、「自分が困った人なのではないかと悩んでいる人が読む本」として読んでもらうほうがいいのかもしれない……わざわざ相手に対処してもらうよりも、自分でその行動を防ぐ/少なくする方法を得られるほうが、はるかに良い気がするし。
 ……って、だからこそ「これって……誰でも大なり小なり当てはまるんじゃないの?」と思えるように全般的な事柄を書くことで、「誰もが加害者にもなるし、誰もが被害者になりえる」ということを、筆者は伝えたかったのかもしれない。