コスト関連メモ。

 会社は、僕らの「働き(動きではない)」を、貨幣へと変換する関数(あるいは、うちでの小槌)である。
 故に、関数を理解するのと、関数をブラックボックスと見なして扱うのとでは、全く成果が異なってくる。


 「売り上げ」の向上金額×純利益率=「コスト低減」金額×100%
 たいていの場合、同じ工数を掛けて改善するなら「コスト低減」にスポットをあてる方がいい。


 マンパワーはすべての原動力。
 改善によって余力を生み、その余力を改善のために再投資するコトが必要。
 マンパワーはメンタル的な要素で能力の発揮度が全く変わってくるので、メンテナンス(=手法や情報の提供など)が鍵になる。


 「ほんの少しの速度改善」×「ある程度の疲労度改善」の組み合わせ(どちらかだけでは成立しない)が、莫大なコスト低減効果を生む。
 この点は、日本語入力関連の「全体改善&個人向け最適化」(どちらが欠けても成立しない)アプローチが、直接的なメリットをもたらす。


コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 (朝日新書 37)

コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 (朝日新書 37)

 ↑は、第7章と第8章を立ち読みして、回か買いかどうかを決めると良いのかも。これは良書。