仮にここで【かえであすか配列は××配列よりも「全ての人にとって」快適です!ってゆーか、かえであすか配列は他のあらゆる配列よりも「全ての人にとって」快適です!】などとホラを吹いた場合、その言及に対して(反論ではなくて)それが正しくはないことを証明してくださる方は、何人いらっしゃるのだろうか……と、ふとそんなことを考えてしまった。
(関連:左利きの方が「レフティかえであすか」を使うイメージを連想するための方法を考えてみた……のだけれど、うまく思いつかない。)
……誤ったイメージを伝えてしまう恐れがないようにタイトルを書くだけで、本文を書く気力がなくなってしまうほどに疲れ果ててしまった気がしますorz。
今ここでこの手の「実験」をするかどうかについて考えてみたのですが、嘘かホントなのかの区別が正しく伝わらない(or伝わっていないフリをして騒ぐ)方が居たりすると洒落にならないので、結局こんなグダグダなタイトルになってしまいました。
#ここでのポイントは「全ての人にとって」に集約されると思っています。主観的に「私にとっては」と表現される事柄については、なんら悪いことではないと思いますので。
かえであすかの場合は、この「証明を行う」という点については、特に問題はないと考えています……飛鳥カナ配列に対するレビューはほとんどかえであすかについても言えることですし、かえであすかの妥協具合についてはRayさんも、そして私自身でもいくつか書いていますから、「この日記から拾い出すだけで、私自身がかつて書いたコメントを使って」証明を行うことができるはずだと思います。
#一番近いところでは、「かえでレフティあすかの思考実験」を引き合いに出すことができるはずですし。
この手の話題はどの配列でも「実行されうる可能性がある」と考えています……というか、かつてそういう時代があったと記憶しています。
ただし、日記のネタとして書くには「私が作ったわけではない入力法」を扱って実行するには無理がある話題なので、今回は(突っ込みどころがたくさんあることをここでたくさん示してきた)私製配列の「かえであすか」を題材にしてみました。
かえであすかが「こういう方にとっては合わない」ということを明示する場合、
- 左右均衡に近いけん盤配列を望む方にとっては合わない。
- 左手偏重に近いけん盤配列を望む方にとっては合わない(→「かえでレフティあすか」としての再設計が必要)。
- 親指シフトキーを多用することを望まない方にとっては合わない。
- 親指シフトキーを押しっぱなしにすることを望まない方にとっては合わない。
- 外方運指法を実践されているQwerty/JISかなユーザーさんにとっては合わない。
- 並行運指法によるタッチタイピングを実践されていない方には合わない。
- スペースバーが大きすぎるキーボードを使いたい方にとっては合わない。
- いわゆる101USキーボード系列を使いたい方にとっては合わない。
- 漢字直接入力系を使いたい方にとっては合わない。
- ローマ字入力系を使いたい方にとっては合わない。
- 速記入力系を使いたい方にとっては合わない。
- JISかな入力系を使いたい方にとっては合わない。
- 中指シフトかな系入力系を使いたい方にとっては合わない。
- 文字キー同時打鍵系かな系入力系を使いたい方にとっては合わない。
というあたりは自己配列評価でも簡単に書けるのですが、こういう形の自己評価というのは、どのけん盤配列にとっても可能なものなのだろうか……と、ふとそんなことを考えてみたり。
こういうところというのは「ユーザではない方に指摘されるとムカつく」部分があるのかも?と思ったりするところもあるのですが(この辺は人によりけり、なのかも)、「ユーザ自身が自己評価すれば、そう外れてはいない評価ができるのではないか」と期待できる部分もあったり。
……結局まとまりのないままになってしまいましたが、結局は【あなたに最適なけん盤配列がわかる!早わかりチャート】を作成しようとすると、こんな感じでけん盤配列の特性分析も必要になるのかなぁ……と。