メモ。

 そういえば。
 電子ペーパーは応答速度が遅い……から、カーソルキーを使ってカーソルを動かしていくというインターフェースとは、とても相性が悪い。
 こういう端末では、ふつう決めうちでメニューを表示させてしまって、ボタンのワンアクションで動作を確定するのが定石。
 でも、タッチパネルを使えばこの手の制限が緩くなる。
 WindowsMobileでは一部の操作が緩慢にうつってしまう……けれども、スクロール方法を変えるなどすれば、結構いけそうな気がする。


 「よろしければ〜」スレッドに「飛鳥×東芝ノートPC」な話がチラッと出ていた……確かに、人によっては「東芝ノートでの親指シフト系は全滅だろ」と思う方が居ても、別におかしくはなさそうな感じです。
 なら、「相沢かえでにとってはどーなのよ?」って話になると……仮にも「許容範囲を超えて」使いづらい!などと感じていたら、2年以上も東芝ノートで飛鳥系の入力法を使い続けていたりはしないです^^;。
 誰かに強制されてやっているというわけではないし、誰かのためにやっているというわけでもなく、ただ単純に「私にとって使いやすいと思うから、使っている。」と……それだけが真実ですね。
 若干キーボードを贅沢に使って(オリジナルの飛鳥よりも運指範囲がキーボード中央に寄っている)「かえであすか」を使っているのですが、それでも大丈夫だったりしますから……このあたりは「論理配列と物理けん盤と利用者の相性」というより他に、説明のしようがないのかも。


 PC一般版PC一般板のNICOLAスレッドに「いまさらNICOLAを選ぶ理由」……な話が出ていたのだけれど、すくなくとも「左利き向け・左手に負荷をかけたい」という要求を満たすけん盤配列はそう多くない(パッと思いつくのは「レフティ飛鳥・月配列Yx・NICOLA・かえでにこら・左手チョイ・ノーマルDvorakロマかな」ぐらいで、提案済み配列が多い割には左手寄り配列がすくないのです)ので、そういう視点からNICOLAが選択されるとすれば、さして不思議はないという気がします。
 それと、普通のキーボードでNICOLAを使う上でのキビシイ点である「シフトキーの位置によっては、人差し指を伸ばす片手同時打鍵がやりづらい」という点については、そのうち親指ひゅんQが「スペースキーを同手親指シフトキーとして使うための設定」に対応するようですので、けん盤配列が変更できないNICOLAであっても、まだまだ環境整備によっていける要素はあると思っています。
 せっかく勝間さんが「親指シフト」というキーワード(を通して日本語入力ネタ全般)に言及してくださっている最中なので、このあたりは慎重に行くほうがいいのではないかなぁ……と感じています。
 ただしくNICOLAの姿が語られない、ということは避けたいので、その点についてはあれこれ記述し続ける必要があるとは思うものの、「配列の姿」と「ユーザにとっての快適さ」は誰にとっても同じくリンクしているというわけではない(例外なく全ての人にとって快適!なんて配列は存在しない)だけに、結局は【○○配列は良くて、××配列はダメで……】という話は客観にはならず、あくまでも主観の域を出ないですので。
 前に書いた↓のようなもので、結局は「人それぞれに求めるものが違うのだから、結果として選ばれる配列がどうなるかは人それぞれに異なる」としか、言いようがないよなぁ……と思います。


 ハンドボールのやり直し試合があった。
 結局男女ともに「日本チームは韓国チームに負けた」──のだけれど、これは前々から「実力差があるから、たぶんそうなる」という話だったから、別に驚いたりはしない。
 肝心なのは、「負ける可能性が高いと解っていても、それでも【公正な判定を求めて声を上げた】こと」──これは、賞賛に値すると思う。
 韓国だけが声を上げても、原理的に1チームのみでは再試合はできない……のだから、こういう意味で日本チームが参加した意義は、すでに「参加した時点で目的を達成している」といえると思う。
 「勝つチャンスを増やすために」騒いだのであれば、それはさすがにちょっとやりすぎだよ……と思うのだけれど、「筋を通すために」騒いだのであれば、それはどうしても必要なことだったと思う。