「始めに習得した配列」か「もっとも長く使っていた配列」と、「今満足して使っている配列」の間には、なんらかの関係があるのではないか。


 これも単なる思考実験。
 そして元ネタは鈴見咲さんの意見……と。


 私の場合は

  1. JIS X 6002かな入力
  2. Qwerty with JIS X 4063ローマ字入力
  3. 親指シフト
  4. 飛鳥カナ配列
  5. かえであすか

の順で移ってきたのですが、この中で

JIS X 6002かな入力 飛鳥カナ配列
   
Qwerty with JIS X 4063ローマ字入力 かえであすか

については、何らかのつながりがあるのではないかな……と。
 #親指シフトについては4ヶ月しか使っていないので、私にはきちんとした評価はできないだろう……ということで、今回の相関図からは外しています。

JIS X 6002かな入力→飛鳥カナ配列(21c290)

 ここは「初めて使った配列」と「使ってみて納得できた配列」のペアになります。
 私の場合はまるっきり「鈴見咲さんの予測どおり」になったようで。
 JISかなでは「゛/@」や「け/:」は普通に使っていたわけで、そういう意味ではもともと飛鳥へと移行しやすい状況を一度は経験していた……ということなのかも?

Qwerty with JIS X 4063ローマ字入力→かえであすか

 ここは「もっとも長く使っている(現行併用の)配列」と「指さんに任せて勝手に出来た配列」のペアになります。
 飛鳥をわざわざ崩してまで「濁音&半濁音を関連付けてみた」……というのは、いまさらになって考えてもみれば「ローマ字入力の考え方にも近い」ので、もしかすると何か関係があるのかも?と思っていたりします。
 とはいえ、なぜにかえであすかが「今のような配列になってしまったのか」は正直言ってよく解らないもので^^;、詳しくは書きようがない……というのが実際なのですが。

飛鳥カナ配列→かえであすか

 ここは「飛鳥の単純化」ということそのものですね。
 「使っていていらいらするときがあるけど、とりあえずそのまま使っていてもそう不満はなかった(というか、ちょっとでも崩すとすべてがぶち壊しになりかねない)」21c290とは違って、最新版近傍では「いじることが出来てしまう構造だったので、どうにもいじりたくて仕方がなかった」というところが、もともとのキッカケだったのかも。
 普通に使うのならばオリジナルのままでいいはずなのに、なぜに「かえであすか」を作ってしまったのか……は、自分としてもうまく説明しきれないところがあって微妙です。
 

 ……と、とりあえずつらつらと書いてみたり。

将来の目標。

 すでに初見さんから「数が多すぎて、どれを選ぶと良さそうなのか見当をつかない」という意見が出始めているようなので、【こういう使い方をしてきた方向け】×【こういうバックグラウンドがある方向け】の基準でそれぞれ配列を分別した2次元表(?)を作って、2つの基準のどちらにも該当する配列の中から選ぶ……とか、そういうものが可能なのかどうかを検討してみたいところで。
 「誰にとってもお勧め」ってのは色気出し過ぎ&情報を受け取る側が混乱しかねないので、ちょうどいい心地の配列フィルタがあると便利かも。