「けん盤配列世界」がより広く伝わるために必要なことは何か。

 ……うーん、ここは配列設計者にとっては(もしかすると)悩みどころなのかもしれないけれども、

  • 「あなたにはこの入力法が合うかどうかわからない」「合わなかった場合はほかの入力法を試してみて!」という趣旨の文章を、あえて明記すること。

が、一番根本的な解決策になるのかも。


 もっとも、この部分は書き方によって「(真の意味で)自由に配列を選ぶべきだと断言する」ことも、「(実際には)紹介している配列を選んでほしいという意図を含んでおく」ことも出来るのだけれど、そこはどちらであっても一向に構わないはず。
 肝心なことは「選択肢がほかにもあることを知らせる」ということなのだと思う。


 近年設計の配列に関する紹介ページでは「自然とこの方向に向かっている」ようなので……これが「従来からある配列に関する紹介ページにも及ぶ」ようになれば、けん盤配列の分野について興味を持つ人にとって「圧迫感なしに試すことが出来る」様になるのかもしれない。


 けん盤配列も服や靴と同じように「(多数ある研究成果としてのけん盤配列から)自分に合うものを選ぶ」ものなのだ……という認識が広がってくれることで、結果的には全体としての「けん盤配列世界」が広がる予感がしていたり。
 #HMIを規制しないこのスタイルが「ネットワーク効果」を生むか?といわれると、さすがに確証は持てないのだけれど……その予感が「まったくない」のであれば、そもそも「この日記は始まりすらしなかった」かも。