(続きネタ)シフトキーの操作コストのうち、「連続シフト」は何打鍵分なのか。

(過去:(たぶん再考ネタ)シフトキーの操作コストは何打鍵分なのか。)


 親指シフトキーの操作について、連続シフトが効く部分については連続シフトを掛けたい。でも実際には連続シフトをしづらくて同時非連続シフトで処理している部分がある……という現状を、どうやってコスト表現するかで悩み続けています。


 答えはまだ出ていないのですが、今のところこんな感じで「仮の値」を突っ込んでみようかと考えています。

シフトの種類 シフトコスト
シフトキーの押し下げ(Down) 0.3打鍵
シフトキーの押し上げ(Up) 0.3打鍵
シフトキーの押し続け(Hold) 0.3打鍵(利用率100%の場合)〜0.6打鍵(押し上げて再び押し下げるコストよりも辛い場合は同期非連続シフトで操作してしまうので、0.6打鍵で打ち切り)

 連続シフトを使う確率をどうやってログに取ればよいのか……という方法については、まったく見当がついていません。
 この確率をログとして記録する方法があれば、後は「同じシフト面内にある任意のキー2連打について、連続シフトを使って打つかどうか」を実際に評価打鍵テストしてみて、そこで出た連続シフトの不成立確率(0.0〜1.0)に対して0.3を掛けてから0.3を足すと、上で想定した「0.3打鍵〜0.6打鍵」という数値として出てくるわけで。
 もちろん(上で算出する)この連続シフトによる押し続けコストというのは「かなの連接ごとに」異なってくるので、スクリプトへと掛ける為にはすべてのシフト側連接について「シフト面内で連接しうるすべての組み合わせについて」調査しないといけないので、実際にやるとなると大変なことになる(面倒な場合は連続シフトをする・しないの2択で処理しないといけないかも)のは微妙ですけれども。


 結局、「(SandSと同じく)連続シフトしやすいところでは連続シフトをするほうが楽=一旦押し上げてから押し下げるよりは、シフトコストが低いはず」であることと、「連続シフトがしづらいところでは無理に連続シフトを使っていない=同期非連続シフトと同じコストになるはず」というところからして、値はともかく考え方としてはこんな感じで落ち着くのかな……と考えています。


 しかし、実際のところとして「シフトキーの押し続け(Hold)──0.3打鍵」というのは、感覚的に正しいのかどうか。
 連続シフトが効かない環境でやっていると「倍疲れている気がする」のだから、大体合っているような気はする……のですが、そんな感触云々で決めてしまっては数値化する意味があるはずもなく。
 もう少し考えて見ないとダメかもしれないですね。