(メモ)19AQ5ヘッドフォンアンプキット流用の、STAXイヤスピーカー用アンプ(利得少なすぎる?)

 全くうまくいく予感すらしないので……とりあえずメモ。

  • 基準入力レベルはCDラインアウト(確か2Vrms?)、「フルボリウムで少しうるさい程度」を目指したい(200mVでフル感度とかでは扱い辛いので)……って、このままではフルボリウムでも小さな音しか出ない気がする^^;。
  • バイアス用のトランスはオーバースペックに、KmB1820。……って、限定品じゃダメじゃん。
  • 春日無線変圧器の特注伏せ型電源トランス「BS70」で、指定電圧が「0V-411V」の静電シールドつき……あたりか。411×sqrt(2)≒580Vなので、ほぼPROバイアスの規定値どおりになる。
    • http://www.e-kasuga.net/product_odr.html
    • ……とすると、600V耐圧品じゃ無理かも。700V耐圧品か……いや、普通は1kV耐圧品を選ぶべきところか。平滑コンデンサは1uFでは大きすぎ、それこそ0.1uFぐらいで全然余裕。感電事故を防止するためには、直結ではなくて直列抵抗(数百kΩ)をかませてからコンデンサ導入するコンデンサのあとに1MΩ〜5MΩを通してからソケットへ結ぶほうが良いのかも必要がある。
  • とりあえずバラックで片チャネル分だけ作ってみて、うまくいきそうであれば……。
    • その前に、何時テストする暇があるのかと(以下略)。
    • それに、そもそも19AQ5ヘッドフォンアンプキットが「2つ*1」必要だというところがいかにも(以下略)。

2007年8月9日17:53:00追記。

  • 極めてテキトー精度な値でもよければ、増幅率そのものは測定→計算可能かも。
    • 用意するもの。
      • Windows PC(USBポートつき)
        • Wavegene(1000Hz/-20dBと、1000Hz/0dBを出すために使う)
      • RCAピンLineOutつきのDAC(手元ではONKYO/SE-U55(S)か、EDIROL/UA-25)
      • 1kHzのAC電圧をそれなりに測れるテスタ(秋月電子通商/ポケット・デジタルマルチメータP-10など)
      • 蓑虫クリップつき電線2本以上(5本セットとかで売ってるアレ)
      • DCカット用の0.047〜1μF/400Vとか&放電用の1MΩ(出力側で使う)。
      • 測定対象となる、19AQ5ヘッドフォンアンプ
    • 測定方法。
      • 入力側。
        • (実測しないとわからないところなので)DACの出力をテスタで測って、DACの出力電圧を測る。
          • うちの環境では、1kHzを出したときに「-20dB=185mVrms」「0dB=1850mVrms」だった。
      • 出力側。※ここはまだやっていない※
        • DACと19AQ5ヘッドフォンアンプをつなぐ。
          • 19AQ5ヘッドフォンアンプ側のボリウムはフルにする。
          • 19AQ5ヘッドフォンアンプの真空管プレートに0.047〜1μF/400Vとかをつなぎ、そこから放電用の1MΩをつなぎ、さらにこれをアースに結ぶ。測定ポイントは増設抵抗の両端。
        • DAC側を1000Hz/-20dB(先の実測では185mV)にして、そのときの出力側電圧を測る。
          • 「出力側電圧÷185mV(入力側電圧)=増幅率」となる。
          • この時点での19AQ5ヘッドフォンアンプでは実負荷つきの実測ができないので、とりあえずここまで。
          • 反転アンプも付くから+3dB……と。

*1:もとがステレオ用のキットを使って、ようやく上記回路どおりの片チャネルを構成できる。