メモ。
IT化によって紙が減る!といわれ続けていたけど、現実には「減っている部分もあり、増えている部分もあり……」という感じなのかも。
紙時代には確かに紙をたくさん使っていたけど、紙時代なりのエコ技術もあった……それがIT化によって壊れてしまった部分もある。
たとえば、紙回覧に類する物は一揃い電子回覧に変わったけど、その回覧内容を「2人が印刷してしまったらエコにならない」とか。
それとは別に、【紙にしかないメリット】がまだまだ残っていることも原因なのかも。
- 「物理紙」に対して筆記可能な「物理筆」はたくさんあり、書き味も筆記結果も選べる。
- 「何十枚」という分量になると持ち運びづらいが、「数枚」ならハンドリング性抜群。
- そもそも紙は「べらぼうに安い(A4サイズで@1)」。電子的デバイスで「スクロール」操作が用いられるのは「デバイスの価格が高すぎるから、スクロールに頼るしかない」部分もある。
- 間接光のみで「まともに紙レベルのフルカラー表示をできるデバイス」がない。初期のインクジェットプリンタばりな表現力を「電子ペーパー」が確保するまでには、まだまだ時間が掛かりそうでもある。
結局、今の電子的デバイスにとって一番致命的なところは「読みづらい」というところにあると思う。
それ以上に「書きづらい」というのもあると思うけど……それは別の話、ということで。