はてなのサービスは風で動いています。
https://www.hatena.ne.jp/info/greenpower
仕掛けは大体こんな感じ。
風力発電は、一般的な発電方法よりもお金が掛かります。
風力発電の電気を受電する北海道の人は一般的な電気料金のみを支払い、はてなは不足分(風力発電の電気料金)を上乗せして支払います。
これにより、はてな「が」風力発電を利用していると見なせます。
ちなみに、CO2発生要因となる電力負荷の軽減を図るならば「皆が電気を使っていないときに使い、皆が電気を使っているときには使わない」のが一番です。
- 原子力発電……常時同じ出力しか出せない/CO2排出量少ない
- 化石燃料(石油/石炭)発電……出力調整は容易/CO2排出量多い。早朝〜午後11時頃まで稼動。
- 水力発電……夜間は原子力発電の余剰電力で揚水、昼間に発電/CO2排出は建設時のみ
- 太陽光発電(太陽電池/熱水交換)……日照に比例して発電/CO2排出はシステム製作時のみ
- 風力発電……不安定ながら常時発電/CO2排出はシステム製作時のみ
- 地熱発電……常時同じ出力しか出せない/CO2排出はシステム製作時のみ
……と、基本的な依存関係はこんな感じ。
ポイントは【いかに化石燃料発電からの依存を減らすか】ですな。
商用で実現できる大規模貯電方法は、いまのところ「水力発電」ぐらい。
それで足りない分は全て化石燃料発電で補っているので、これが一番の原因とも言える。
家庭で意識的に何かをするとなれば……
- パソコンはならば、なるべく消費電力が少ない「ノートPC」を選ぶ。また、電力のピークに差し掛かる14時前後はバッテリー駆動なるようタイマー制御する(時間指定タイマーは市販の外付け機器を使うか、始めからピークカット機能の付いたノートPCを使う)。
- 冷暖房は、蓄熱タイプ(たとえばエコキュート)を可能な限り選択する。
- 冷蔵庫はなるべく「必要最小限度の容量」を持ち「観音開きドアよりも引き出しドアの数が多いもの(引き出してもそれなりの保冷性を保てる)」を。高頻度に出し入れするものは小さなドアから取り出せるようにする。
- 給湯・風呂湯沸しは、湯の使用量が毎日決まっているならば「十分に余裕を見た容量の」電気湯沸しシステムを(余裕率をケチって昼間に給湯する様ではエコにならない)、かなりばらついているならば素直に石油給湯方式かガス給湯方式を。
- 電灯類から裸電球類は完全排除、全て蛍光灯類に。
……と、大体こんな感じが良いのではないかと。
……って、しっかり脱線してるしorz