今日の「仮名漢字変換システム用同時打けん型入力法 X 9xxx-200x」。

(参考:とりあえず親指シフト「エミュレータ」と親指シフト「ソフトウエアロジック」だけをJIS化してみよう!)


 ええと、久しぶりに「大きく出て」みました^^;。
 【解説】の「2.規格の特徴」についてなのですが、冒頭が「今までの言及そのまま」というのではさびしいので、こんな感じの節を一番前に突っ込んでみたり。

2.1 ユーザエクスペリエンスの向上を目指したこと

 NICOLAはもともと,開発者が設計当時に存在していた入力方法に満足していなかったため,その不満点を解消するべく,いくつかの設計指針を用いて作成された。

 現在かな入力のために広く用いられている,ローマ字入力法を規定した JIS X 4063 ,もしくはかな入力法を規定した JIS X 6002 のみでは,全ての人が「良いユーザエクスペリエンス」を得られるとは限らず,事実NICOLAは,25年以上の長きにわたり,NICOLAを希望するユーザにより支持され続けてきた。

 NICOLAは,より多くの人が「より良いユーザエクスペリエンス」を得るための,新たな選択肢として成立しうる素質を備えている。


 本当なのかどうかは、私にはわかりませんが……神田さんのOASYS and CAMELLIA homepageを読み漁ってきた限り、たぶんNICOLAのそれを端的にあらわすには、こういう表現が一番良いのではないかな……と思いました。
 これだけ大きく出ているにもかかわらず、とりあえず「言葉の中にはただ一文字たりとも嘘はありません」と、それだけはきちんと言い切れるようにしてみたつもりです。


 数値で表せる「良いユーザインターフェース」が、必ずしもユーザにとって「良いユーザエクスペリエンス」をもたらすとは限らないのならば、こういう解法もアリなのかなぁ……と思うのですよ。


 たとえばオーディオの分野でも、測定結果は重要です。
 でも、それは「機器が正常に動作しているかどうか・製品として出荷したときに問題を起こさないかどうか」を診断するのみであって、人間で言うならば健康診断とまったく同じものなのです。
 文字入力の分野でも、それは当てはまりそうです。
 極端に数値の悪い配列は、確実に人に非効率や指の障害などをもたらします。でも、そういう不都合をクリアした配列である限りは、後は「使い手に対して、良いユーザエクスペリエンスをもたらすかどうか」が重要になって来るはず……と。


 うーん、キー配列にも「健康診断のための基準」があればいいのですが。
 「良いユーザエクスペリエンス」をもたらす配列は、きっと沢山あるはずなのですから。

ちなみに。

 「NICOLAを希望するユーザにより支持され続けてきた。」の「希望するユーザ」は、Esperanto(「希望する人」)に少しだけ近いかな、と。