メモ。

 新JISかな規格書の解説に書かれていた「シフト側の方が入力しやすい」というデータが得られた理由、カナタイピストにおける指の運動特性について(1983年7月13日、有料) にバッチリ書かれている。
 あとで纏めるけど、これって「実験に使用した配列がJISかな改変配列だったから」ということが非常に大きいと思う。
 ある意味、皮肉(?)にも「JISかなはシフトコストの低い配列であることを証明した」実験っぽいところがある。
 ゆえに、自動的に「新JISカナではそのデータ通りの効率が得られなかった」理由もそこに関連しているわけで、当然納得できる話になる。
 しかも同時打鍵系配列に分があるかのごとき記述もあって^^;、それを解決するために「通常シフト+プレフィクスシフト」という方法を採用したようにも見える。


 トリビアもありそう。「新JISかなは女子短大生の手のひらにピッタリフィットするかもしれない配列である」とか。規格書では「オペレータ」としか書いていなかったから、事実を知って結構びっくりしたんだよね……