W-ZERO3専用かな配列「秋月かな配列改3案2」

(過去:W-ZERO3専用かな配列「秋月かな配列」改3案1)
(過去:秋月かな配列改3へ向けて。)

 もう恒例(と言うか泥沼)なW-ZERO3専用かな配列、さすがにこれで終わりにしたいなぁ……と思いつつ、改3案2を作成しました。

 ダウンロードはいつものところ。
 http://www.eurus.dti.ne.jp/~yfi/keylayout/bin/akiduki.lzh
 ファイルをミニSDカードのルートフォルダに解凍すると、ルートフォルダ上には「_key」で始まるフォルダが多数出現します。
 このミニSDカードをW-ZERO3に刺してからTascalRegEditなどのレジストリエディタを起動し、「akiduki3」レジストリW-ZERO3に読み込ませれば完了です。
 キー配列を実際に覚えるのは大変なので、過去の記事にある写真のようにシールを貼ってご使用ください。


 ……さて、とりあえずシールを作りますか。
 #相変わらず、まじめに覚える気はなし。

とりあえずシールは貼りました。写真は……貼らなくても良いかなぁ^^;

 で、みかげさん謹製の評価ツール用に「姫踊子草定義」も書いてみました。
 ただしW-ZERO3は中段と下段の指担当が1キーずつ右にずれているので、それに倣って評価時の英字キーも一つずつずらしています。
 (W-ZERO3での【G】キーは、評価用スクリプト上では【H】として記述しています)


 ……で、実際に評価してみると意外といい感じ。
 とりあえず、みかげさん謹製のタイピング解析ツールを使用して比較してみました。
 比較に用いる文章は、元ソースに入っているテストサンプルをそのまま使用しています。

方式名  標準ローマ字  秋月かな配列改3案2
打鍵数  342回      266回
左側打  165回(48.2%)  126回(47.4%)
右側打  177回(51.8%)  140回(52.6%)
移動数  182回      191回
最上段   2回( 0.6%)    2回( 0.8%)
上段   183回(53.5%)  110回(41.4%)
中段   119回(34.8%)   97回(36.5%)
下段打   38回(11.1%)   57回(21.4%)
交互打  161回(47.2%)  181回(68.3%)
左左    84回(24.6%)   35回(13.2%)
右右    96回(28.2%)   49回(18.5%)
同連打   11回( 3.2%)    5回( 1.9%)

 実際のところ、焦っているとQwertyローマ字向けに指が動く私(デモ用にローマ字へと戻すこともあります)ですが、それでも結局は「秋月かな配列」に戻して打ってしまうんですよね……その方が楽ですし。
 #良く使う「かな」が一打鍵で打てるのは実際楽だよなぁ……と。特に親指だけで打鍵するW-ZERO3のような端末の場合はそう感じます。


 ちなみに実際の評価スクリプト向け定義は下記の通り。

visible=1←この行は常に先頭に置き、かつ削除しないでください。
' 
' ※この定義は評価打鍵スクリプト専用です。
' ※
' 
' 配列名:秋月配列・改3案2版
' シフト方式:ESXキーによるプレシフト(W-ZERO3専用、両親指のみを使用)
' シフトモード:設計時まま、左手ESXキーによるプレシフト。
' 参照先:http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20060312/1142157646
' 参照先:http://www.eurus.dti.ne.jp/~yfi/keylayout/bin/akiduki.lzh
' 
' 変換有責者:かえで(yfi) yfi@eurus.dti.ne.jp
' 
' 
' 
StrokeMode=1
TypeModeDefault=8


'--------
'ローマ字定義:秋月配列・改3案2版
=
-	ー
s	く
n	に
v	ん
f	い
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s	へ
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h	ひ
j	び
i	ど
k	ぴ
l	ふ
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m	み
o	ね
p	ば
r	ぢ
d	ぷ
u	ち
w	ぬ
c	ぺ
y	だ
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s	「
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