かな系配列で交互打鍵率を上げるためのやりかたに関するメモ。

(参考:親指シフト日本語配列 小梅)
(参考:新JIS配列)
(参考:TRON 配列: きりんシステム)
(参考:「ういんつく」が2字目に来るかなの頻度。)
(参考:(バックアップ)かな連なり具合グラフ(?))
(参考:kanji2naやkakasiなどの読み精度が不安なので…)


 ルールは次の通り。

  • 3〜4字の連続的な交互打鍵を数多く発生させるべく設計する。
  • 以下は右手・左手を決め打ちしているが、左右反転させてもかまわない。
  • 句読点は右手、Qwerty互換にする必要は本来ないが、異なる位置にあると混乱しやすいため(NICOLAではこの問題が発生しないので、本来的には束縛される必要はないのかもしれない)。
    • 「です」「ます」は多用されるため、「で・ま」は左手(濁点後打ちならば濁点が左手)。

 ……って、こういうことを考えるのは苦手だということをすっかり忘れていました^^;


 とりあえず、面倒は嫌いなので過去のデータを弄ってみました。
 (バックアップ)かな連なり具合グラフ(?)kanji2naやkakasiなどの読み精度が不安なので…で並べなおした(→表2)だけなのですが^^;。
 → http://www.eurus.dti.ne.jp/~yfi/keylayout/kana_continuity_list.html


 親指シフトの場合は同時打鍵なので「右手・左手」だけを考えれば良さそう(シフトによるコストの増加はあるので、考慮する必要自体は確かにあるのですが……)。
 一方で中指逐次シフトの場合は、「右手無シフト・左手無シフト・右手シフト面・左手シフト面」の4パタンで考えないとまずいんですよね……。


 まずは親指シフトから。
 交互打鍵率を上げる場合、「い・う・ん・つ・く・っ」を両手に分けるか片手に配置するかを考えれば「片手にまとめる」のが定石でしょうね……。
 そして、逆手に頻度の高い「かしとてなのはたすにでき、くまっがるもこつ。じれりーょおだあをらけさどよ」あたりを当てていきたい所。
 ……あっ、「かしとてなのはたすにでき、くまっがるもこつ。じれりーょおだあをらけさどよ」にある文字それぞれも高頻度で連接するんだった……orz


 えーと……出直してきます^^;

とりあえず3文字頻度の真ん中を捨ててみました。

 たぶん親指シフトで交互打鍵率を上げるためには「同手にあるべき」かなかと。

日記中に三百回以上出現、3字頻度中捨て。

」	い
あ	か
い	だすすでつ
う	てょう
お	いゆ
か	しじ
き	ううぼ
し	。とうすうい
じ	ゅう
す	、
だ	ん
っ	い、
て	ままるた
で	。なょるが
と	てうも
ど	じ
な	でて
に	うい
の	す、
は	いれ
ひ	う
び	ふ
へ	か
ほ	ほ
ぼ	ど
ま	にた。ん
も	れ
や	び
ゅ	り
ゆ	し
よ	な
ょ	かに
り	く
る	と
れ	い
ろ	ま
わ	し
ん	ん
ー	じ
日記中に百回以上出現、3字頻度中捨て。

、	たんうれとのっのいれす
。	れすの
「	やす
」	いかて
あ	ずはたまてか
い	すのいしこはうだもいときかてょるいいんかきのょてううのけ、すつで
う	ょんうょんす。なうる、とだはいんんいてんうょくょうきない
お	っいくいじゆ
か	たしじしが、してい。いきびてう
が	いるまてきており
き	はうくいはぼうしすしいをう
く	いてるさ
け	すさきかすしできじ
こ	でさんをにいなはしかがはな
さ	てのる
し	。が…いもううの、いみうっうんとすはししんまい
じ	うーんんゅいけんうふ
す	はーねなでここらて、。。とのの
ず	す
せ	て。
そ	でいさ
た	おとしはででにきしぷ
だ	うたんい
ち	じうう
っ	っしかもゆうもい、りはのこ
つ	っういてえうい
て	、にとまてーた、たままるなな
で	、るかこがななね。ょたよな
と	ろあるーもずうていにーてんる
ど	しじかが
な	、でかとててかと。のいらゆで」っよでま
に	るるにん、っがっりんいいうて
の	めいけしはうまーす、もう、
は	めれでしいく
ば	いく
ひ	つりまよよう
び	ふ
ふ	の」をき
へ	かす
ぺ	じ
ほ	しほのがを
ぼ	ど
ま	でがまたん。てに
み	し
む	ん
め	うと
も	ときれだまてで
や	び
ゅ	しかりよ
ゆ	かし
ょ	じしたにかできが
よ	でこすもにとなし
ら	い
り	くすうえせ
る	んでうかうとめきず、
れ	い、いせをはに」のぞ
ろ	ま
わ	しで
を	かい
ん	ゅょいういょえきうきいくるいーすうついいんてゅしでょいう
ー	ーじ、、
日記中に五百回以上出現、3字頻度中捨て。

あ	か
い	つす
う	ょ
お	ゆ
し	うと。い
じ	う
だ	ん
っ	い
て	るまま
で	。が
と	う
に	う
の	す、
は	れ
ま	た。ん
や	び
ゅ	り
り	く

1字飛ばしで連接する(morogramでn=3としたときに両端に出現する)文字を適当にくっつけてみるテスト。

  • じうとしにょっいつすおゆきひわはれ」だぼ、のー (にいすひれ」よど)
  • たま。でんがなてるろもよへあかどゅり (じとにわだだまでがててるか)

 どちらかが右手で、どちらかが左に……と分かれていれば、交互打鍵率は上がるのかも知れない(いや、考え方が正しいかどうかはわからないのですが)。

飛鳥21-290に適用してみる。

既に右へなっている。

  • とにょっいつすゆは」ぼ、の

右へ動かしてみる。

  • じうしおきひわれだー


既に左へなっている。

  • なてあり

左へ動かしてみる。

  • たま。でんがるろもよへどゅか


右へ動かしてみる。

  • じうしおきひわれだー

無シフト:じうしきー
右シフト:おわれ
左シフト:ひだ


左へ動かしてみる。

  • たま。でんがるろもよへどゅか

無シフト:たんへゅか
右シフト:ろもど
左シフト:ま。でがるよ

  • 無シフトは字数が同じなので、そのまま交換。
  • 右シフトは字数が同じなので、そのまま交換。
  • 左シフトは字数が異なるので、右へ4字余計に動かす。
    • 頻度が低い「ぜざばヴ」をとりあえず動かしてみる。


 ……ってみましたけれども、結局ダメでした(2%しか交互打鍵率が上がらない)。
 別の方法を試してみないとダメなのかも。