FAQ:二つの配列を同時に覚えることは可能か?

 ちょっと小ネタを考えてしまったので、それに絡んで書いてみることに。
 …が、全く整理していません。かなりテキトーです(ぉぃ)

Qwerty英字鍵盤ユーザの場合。

 英字鍵盤を覚えてから、ローマ字入力をすらすらと打てるようになるまでどの程度の時間が掛かったでしょうか。

 注:ここで言う「すらすら」ってのは、ローマ字を思い浮かべて「KA」と打っている状態ではなく、そのパスを飛ばして「記憶した運指パタンとして」打てる状態のことを指しています。

 打鍵する時点でローマ字綴りを思い浮かべているかどうか(ローマ字綴りが思考に邪魔をするかどうか)は問うていませんので、ローマ字を全く思い浮かべていない方でも、未だにローマ字綴りが頭をかすめる方であっても同じと見なしてください。

 その「英字鍵盤の場所を覚えた時点」から「ローマ字入力をすらすらと打てるようになるまでの時点」が、つまりは「ローマ字によるかな入力を習得するまでの期間」ということになりますね。
 で、残りかすの「始めて鍵盤を触ったとき」から「英字鍵盤の場所を覚えた時点」までが、「英字鍵盤を習得するまでの期間」になりますよね。


 この時点で、あなたは「Qwerty英字鍵盤」と「Qwertyかな鍵盤」の二つをすらすらと打てるようになったわけです。
 ※表記は同じQwertyでも、これら2つはあくまでも「入力する上では別鍵盤扱い」であることに注意。
 では、他の鍵盤を覚えるために要する時間は、一体どの程度掛かるのでしょうか。


 キーの数が多ければ、あるいはパタンの数が多ければ、それだけ習得には時間が掛かります。
 ひとまずひらがな領域+濁点・半濁点・読点・句読点・音引きだけを見ましょう。

 英字鍵盤の場合はキー数が約26+基本記号(,.-)で29キー。
 ローマ字はよく使うパタン数が8(aiueo ya yu yo)×13(akstn hmr gzdbp)+4(wa wo nn 子音重ね)で108通りになります(単独の小書き・「ぁぃぅぇぉ」絡みは全て排除した場合)。
 ※その他の英字鍵盤系配列も、拡張期側部分を使わなければほぼ同じパタン数となるはずです。

 JISかなはキー数が13+12+12+11+シフトキー2で50キー。
 全てのパタン数は無シフトが13+12+12+11で48、シフト側が「ぁぃぅぇぉゃっょゅを」で10、濁音・半濁音後付きが5*5で25(「ヴ」は排除)の、合計83となります。

 親指シフトはキー数が11+10+10+シフト2で33キー(ただし読点に「、」を使う場合。読点を「,」とする場合は32キー)。
 全てのパタン数は無シフト31-3=28、左シフト30-2=28キー、右シフト30-3=27(「ヴ」は排除)の合計83となります。

 月配列2-263式はキー数が11+11+11で33キー。
 全てのパタン数は無シフトが33-5=28、中指シフト側が32-2=30、濁音・半濁音後付きが5*5で25(「ヴ」は排除)の、合計83となります。

 …とまぁ、こんな感じで色々と並べてみたのですが、では果たして、

  • 「このうちどれかが極端に覚えやすい」ということはあるのでしょうか?

…と、その辺を問うてみたいわけです。


 以上、単なるメモでした。
 #お目汚し失礼しました。

で、本当に書きたかったことは…

 Qwertyローマ字かな入力以外の方法を覚えるのは、Qwertyローマ字かな入力を覚えるのと同程度の労力で済むはずですよ!

なのですが、どうしても私が書くとそうならないんですよね…
 #ってゆーか、そもそもローマ字が苦手な奴(→私)がこの手の話を書いても、な〜んの説得材料にもならない…ということなのかもしれず。


 つくづく自分の「記述力のなさ」を実感しました…orz