次の「飛鳥配列%Wikipedia」用メモ、訂2。
「始めて」→「はじめて」、「他の」→「ほかの」など、かなに直すべき(漢字で表現する必要がない)ところは直す(可読性向上のために必要)。
どうしても簡単にはいかないので、再びちょっとだけ纏めてみました。
【冒頭。】
飛鳥配列(あすかはいれつ)とは、コンピュータ上で日本語入力を行うために用られる、カナ系キー配列の一つである。正式名称は、新親指シフト配列「飛鳥」。
本配列の更新は1999年頃から始まり、2005年1月13日(木)15:45:05に【飛鳥21世紀-290】が発表された。
現在は小改訂案が提示されているが、それらは「使用者が好みに応じて使用するべきもの」とされていて、公式版の更新を意味しない。
「飛鳥」命名の由来は、かつての配列案にて「L」に偶然「すかあ」の文字が集まっていた事による。それ以前には名称が定まっていなかった。日本と日本語を大切にしたいという思いで「飛鳥」と命名した後は、初心を忘れぬ為にとこの名称を使い続けている。
英文と和文におけるタイピングの相違点としては、「英文は発音とスペルを一致させるのが困難だが、和文は発音とカナの対応関係がはっきりしている」「英文に比べて和文は文字数が多い」の2点が主である。
カナ文字数が多い和文においては、例外なく何らかのシフトを必要とするが、本配列では文字領域を最大限に活用するために、親指シフト方式を採用している。
このため、文字を入力するためには「文字キーを単独で打鍵する」「右親指シフトキーと文字キーを同時打鍵する」「左親指シフトキーと文字キーを同時打鍵する」の3通りの打鍵方法をとることとなる。
なお、シフトを押したまま、もしくはシフトを押さず連続的に打鍵する「シフトの連続」を用いることで、拗音・語尾・漢語の音読み・特定の言い回しについて、その多くを低ストレスで打鍵することが可能となっている。
ちなみにこの「シフトの連続」は、親指シフトエミュレータとして有名な「親指ひゅんQ」の旧版における動作仕様であるが、その後親指ひゅんQは動作仕様を変更している。
2005年3月現在、飛鳥を正式にサポートしているのは「姫踊子草」のみである。
本配列の主な特徴は、漢語(固有名詞、音読み、拗音、外来語)対応のみではなく、大和言葉(訓読み)対応への対応も行われていることにある。
漢語対応については、主にローマ字系の拡張入力案で容易にその姿を知ることができるものであり、本配列においても、まず漢語対応を行う事から始まった。
本配列はまず、M式配列にて提示された「カナの単独出現率データ」を参考に、「いうんし」の4字を「kdjs」に置くことから始まった。従って、ほかの配列をベースとしてはいない。
多くのカナは「い・ん」を伴う2音漢語(音読み)となるため、右手ホームに配置している。
拗音を構成する「きぎしじちぢにひびぴみり」のうち、多くは左手側に配置している。次に、もう一つの要素である「ゃっょゅ」は右手ホーム下段に配置している。これらに続く「う」は、「い・ん」とは逆手となる左手ホームに配置している。
漢音(音読み)は1〜3カナのシンプルな規則性をもち、例外がない。故に対応は容易であった。
大和言葉(訓読み)対応については、漢語対応あとの状態を元に配列替えを行ってきた。
本配列は配列替えが多数回行われているが、これらのうち多くは大和言葉(訓読み)対応に関係している。
大和言葉には規則性がなく、一手を打ちやすくすると他の手が逆に打ちづらくなるおそれがある。また漢語対応を崩すわけにはいかない。従って、あらゆる手を試さざるを得ず、配列を確定させることが困難であった。配列が確定に近づくにつれて、次第と悩みの種は大和言葉のみに絞られていくこととなった。
なお、本配列は長時間の「打鍵評価」を行っており、そのソースには口語・文語(ニュース・放送大学・写本)が多数使われている。
…以上、訂1案に関する私流解釈2回目(というかメモ)…相変わらずまとまってませんな。
うーん…まだまだすっきりとした纏めにはなっていませんね。
もう一度出直してきます…。