「画面を長時間見ることが出来ない方」には印刷を勧めるべきか?

 宮城県知事浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』 - 文字を大きくして見る方法という頁を見てふと思ったことが。
 ああ、文字を大きくすることではなく、印刷することについてです。


 印刷して見る事によるメリットは様々ですが、整理すると

  • 直接光源(モニタ)を読むのは辛いから、反射光源(紙に光を当てる)で読みたい。
  • 画面はほぼ垂直になっているので、見づらい。
  • 画面は高い位置にあるので、見づらい。
  • モニタ画面は狭く、スクロールしないといけないので見づらい。

あたりでしょうか。


 光の問題に関してはモニタのコントラスト(濃淡比)を上げてブライトネス(輝度)を下げることで、ある程度解決できますよね。


 位置の問題については、「モニタを見下す格好となるように」モニタと目線の高さを調節してやると良い感じです。
 大体は「モニタ上端よりも高い位置から眺める(というか、モニタを何かの上に載せたりしない)」「モニタと正対するように、モニタ側上端を十分向こう側に倒す」で十分良い感じになるはずです。
 理想としては「モニタは紙と同じく水平近くまで倒してしまう」と良い感じなのですが(動画を見るには向きませんが、テキスト書きやweb閲覧では非常に良い感じです)、そういう姿勢を保てるモニタが少ないというのは少々困りものだったりもします。


 領域の問題については…どうしようもないですね、これだけは。
 表示装置を何台も並べてしまうと色々と面倒ですし(デメリットが出やすい)、紙の方が取り回しが遙かに楽だという点は変えようがありませんから…。


 うーん、やっぱり紙に印刷してしまった方が確実かもしれませんね。
 全てをモニタベースで片付けるというのは、方法論としては間違っているのかもしれませんし。