私のアレが原因で混乱されたようでしたらお詫びします…すみません。

 (この項目は「薬指シフトは必要か?(同手シフト濁音配列の可能性について)@とりあえず月配列とかのブログ」さま宛のトラックバック専用に作成しました。)


 すでにご承知の通り、文字領域内キーを用いたシフト方式では、片手領域全面に渡るシフト面を逐次同手連打で打鍵するのは(打鍵速度がばらつきやすく)無駄が多いと感じます。
 (かえで配列という私製配列で試み、既に大失敗をしています)


 (半)濁音を含めて2打以内で収めるならば、

  • (シフトをどこに置くかは別として)4シフト方式とする
  • (半)濁音を含まない2シフト方式として、(半)濁音はスペース後打ちで表現する

のどちらかが適当ではないかと思われます。


 小ネタとしては、

  • dsとdfに「ゅ・ゃ」を割り振る
  • klとkjに「、・。」を割り振る

くらいしか思いつかないですね…。


 逐次打鍵系に関しては、私の方がよほど弄っていた時間が少ないはずですので、既に色々と試行済みとは思われますが、ひとまず「このような手もあります」と(私が考えつく範囲内ではありますが)具体的に示させていただきたく、この項目を書かせていただきました。


 日本語入力関連についての全体的な知名度を上げるためには、やはり「様々な入力方式があること自体を知ってもらう」事が重要だと考えています。
 月配列には月配列なりのメリットがありますから(特に導入コストが低い点は重要です)、是非とも「如何にデメリットを少なく・メリットを大きくするか」という点を追求していただきたいと思います。


 ちなみに、私がカナ系配列で忌避すべきと考えているのは、2打の組み合わせで拗音(「きょ」・「しゅ」・「した」・「もの」など)を出す行為です。
 ローマ字入力系では(連想による推測が可能なために)十分許容される「拗音の短縮・高頻度文字組の短縮」ですが、カナ系にそれを実装するとなると、どうしても「実装されても使われない」状態に至りがちとなり、見た目にも難解さがにじみ出てしまい、敬遠されるおそれがあります。


 …と、ここまで書いてしまってから言うのも何ですが、やはり最後は「自らの感覚を信じ、時には人の意見を利用しながら」配列を考えてゆくべきだと思います。
 くれぐれも私のコメントに縛られないよう、「逆に利用してやるぜっ!」という意気込みで、今後の配列作りをしていただければ幸いです。
 というか私、ものすごくエラソーにしている様に見られているかもしれませんね…実際の中身は(見てのとおり)ただの放言野郎ですので、くれぐれも誤解無きようにお願いします。


 #最後に…私、月使いではないというのに、そちらのカウンタを2回/日ほど回してしまっています^^;。