クロス集計を見つつ。

 パソコン・携帯電話などの日本語入力法に関してお尋ねします。のクロス集計結果を見つつ、適当にコメントを付けてみることに。

  • 400件以上投票があった。サンプル数が少ないのは「丸一日で質問を閉じてしまった&回答権限の制限がきつすぎた」ことによるもの。
  • 「パソコン・その他の入力方法」がかなり標準より高いのは「ここの日記に質問を貼ったから」なので、その点は割りひいて考える……というか、むしろ「その部分だけを拡大して見ている」と考えるほうが自然かも。
  • はてなダイアリー利用者」を対象に「私用で最も使う」入力法を選択してもらった……そこで「携帯電話用入力法」を選択する人が20%近く(20代にいたっては30%)も居ることは興味深い。鍵盤離れは進んでいるのかも知れず、その原因が何なのかは追いかける必要があるかもしれない。

http://q.hatena.ne.jp/1167620271/report?x=h_generation&y=q02

 【年代】 x 【あなたが(仕事用ではなく私用で)最もよく使う機械において、上記の理由によって使っている日本語入力法は何ですか。】

  • 「かなめくり入力」は40代未満に、「ポケベル入力」は30代未満に利用者層がある。どちらもデバイスの登場時期とよく重なっている。
  • ローマ字入力を最も使用していると答えたユーザは6割。
  • JISかな入力は10代に支持されていない。若年方向では「学校では教えない(教える側が不在?)&タッチタイパーローマ字入力を極めてから挑戦する」という事情と合致する。
  • 「パソコン・その他の入力方法」は、10代の「好奇心旺盛」な層と、30代〜40代の層にピークがある。20代は「無理してがんばる」ことを強要されて疲れ果てている世代なのかもしれない。

http://q.hatena.ne.jp/1167620271/report?x=h_sex&y=q02

 【性別】 x 【あなたが(仕事用ではなく私用で)最もよく使う機械において、上記の理由によって使っている日本語入力法は何ですか。】

  • 「パソコンを使った入力方法」は男性よりも女性のほうが10ポイント利用率が低く、それがまるまる「ケータイを使った利用方法」に移っている。
  • 「パソコン・その他の入力方法」の利用率は男性のほうが高い。
  • JISかなと親指シフトの利用率は女性のほうが高い。
  • ローマ字入力の利用率は女性のほうが8ポイント低い。
  • ポケベル入力には有意な差が感じられない。
  • 携帯電話の「かなめくり入力」は女性のほうが10ポイント高い。
  • 携帯電話の「その他の入力法(ほとんどT9だと思う)」は女性のほうが2ポイント高い。
  • 男性の回答にはデタラメor適当なものが結構多い。

http://q.hatena.ne.jp/1167620271/report?x=h_area&y=q02

 【地域】 x 【あなたが(仕事用ではなく私用で)最もよく使う機械において、上記の理由によって使っている日本語入力法は何ですか。】

  • このクロス集計をするには、明らかにサンプル数が不足している感じを受ける。
  • 東北・北海道・九州では、ローマ字入力を選択したユーザが3/4。
  • 関東(→ケータイ各種/JISかな/PCその他の入力)・東海(→かなめくり/PCその他の入力)・中国&四国(→かなめくり率3割)では、ローマ字入力を選択したユーザが半分。
  • 「携帯電話・T9入力など、その他の入力法」が選択されやすい地域と「パソコン・その他の入力方法」が選択されやすい地域は比較的被っている(東北・関東・東海・近畿)。

http://q.hatena.ne.jp/1167620271/report?x=q02&y=q01

 【あなたが(仕事用ではなく私用で)最もよく使う機械において、上記の理由によって使っている日本語入力法は何ですか。】 x 【あなたが(仕事用ではなく私用で)最もよく使う機械において、今使っている日本語入力法は、どういう理由で選択しましたか。(今使い続けている理由ではなくて)「使い始めた理由」について、最も近いものを一つだけ選んでください。】

  • 「かなめくり入力」の選択理由は「デフォルト設定であること」が半数。1/4が「昔から使い慣れた方法」で、「みんなが使っている」「タッチタイプしやすい」が1/8ずつ。「指が痛くならない方法を選んだ」は誰も居ない。デフォルト設定強し。同じキーの連打で済むので「タッチタイプしやすい」も成立するのが興味深い。
  • ポケベル入力」の選択理由は「その機器にはじめから設定されている(=公衆電話機などでポケベル入力をしたことがキッカケ)」「タッチタイプしやすい方法を選んだ(≒携帯電話でポケベル入力を開始した)」「使い慣れているから」がそれぞれ3割ずつ。「みんなが使っているから」という理由はない。正直言って、みんなでauにすれば幸せになれそうな気もする。
  • T9など、その他の方法」の選択理由は「その機器のデフォルト設定」が半数、「タッチタイプしやすい」「みんなが使っている」の順。「指が痛くならない方法を選んだ」という理由はない。割と「こだわった」層よりも「トレンドに敏感」な層なのかもしれない。
  • Qwertyローマ字入力」は「昔から使い慣れた方法だから」が4割、「その機器にはじめから設定されている」が3割強、「タッチタイプしやすい方法を選択した(たぶんJISカナよりは、という意味)」が14%、「みんなが使っている」が8%、「指が痛くならない」を選択したのは一人……羨ましい人がいるなぁ。
  • 「JISかな入力」は、「昔から使い慣れた入力法(≒ワープロ時代から?)」が8割強、「タッチタイプしやすい」が2人に「みんなが使っている(いた?)」が1人。タッチタイパーによる回答というよりは、触って慣れ親しんだ層が多かったのかも。
  • 親指シフト」は、「昔から使い慣れている」が2/3、「みんなが使っている」と「指が痛くならない」がそれぞれ一人。ワープロ黎明期から使っているユーザが多いのだろうか。
  • 「パソコン・その他の入力法」を選択するユーザの選択理由もばらついている。「昔から使い慣れた」が5割弱、「タッチタイプしやすい方法を選んだ」が3割強、「はじめから設定されていた」が1割で、「みんなが使っている」と「指が痛くならない」は1人ずつ。「タッチタイプしやすい方法を選んだ」層が3割強になるのはこれと「ポケベル入力」で、続いて「携帯電話・T9など他方式」が続く……このあたりは「色々と検討して決めた」色が濃いらしい。
  • 「みんなが使っている」ことがキッカケなのは、「親指シフト」「携帯・T9など他方式」「かなめくり」「ローマ字入力」の順。
  • 「デフォルト設定であった」ことがキッカケなのは、「携帯・T9など他方式」「かなめくり」「ポケベル入力」「ローマ字入力」「PCその他の入力」の順。
  • 「昔から使い慣れている」ことがキッカケなのは、「JISかな入力」「親指シフト」「PCその他の入力法」「ローマ字入力」「ポケベル入力」「かなめくり入力」の順。
  • 「指が痛くならない」ことがキッカケなのは、「親指シフト」「PCその他の入力」「ローマ字入力」の順。
  • タッチタイプしやすい方法を選択」がキッカケなのは、「ポケベル入力」「PCその他の入力法」「携帯その他の入力法」「Qwertyローマ字入力」「かなめくり入力」の順。

http://q.hatena.ne.jp/1167620271/report?x=h_sex&y=q01

 【性別】 x 【あなたが(仕事用ではなく私用で)最もよく使う機械において、今使っている日本語入力法は、どういう理由で選択しましたか。(今使い続けている理由ではなくて)「使い始めた理由」について、最も近いものを一つだけ選んでください。】

  • 有意な差はほとんどない。2%有意であれば「まったく差はない」レベル。

http://q.hatena.ne.jp/1167620271/report?x=h_generation&y=q01

 【年代】 x 【あなたが(仕事用ではなく私用で)最もよく使う機械において、今使っている日本語入力法は、どういう理由で選択しましたか。(今使い続けている理由ではなくて)「使い始めた理由」について、最も近いものを一つだけ選んでください。】

  • ふざけた回答をしているのは30代以下のみ。
  • 60代以上は有意な回答といえるほどのサンプルを得られていない。
  • 「みんなが使っている」ことに流されやすいのは20代以前。
  • 「デフォルト設定」を使い続ける確率は若年層にいくほど高い。
  • 「使い慣れた方法」を使い続ける確率は壮年層に行くほど高い。
  • 「指が痛くならない方法」にこだわるのは30代。
  • タッチタイプしやすい方法」にこだわる層は全年代にわたって10〜20%だが、20代は極端に低い。やはり無理してがんばる世代なのか、あるいは単に知らないだけなのか。

http://q.hatena.ne.jp/1167620271/report?x=h_area&y=q01

 【レポート地域】 x 【あなたが(仕事用ではなく私用で)最もよく使う機械において、今使っている日本語入力法は、どういう理由で選択しましたか。(今使い続けている理由ではなくて)「使い始めた理由」について、最も近いものを一つだけ選んでください。】

  • サンプル数が少なすぎるので、以下に示す傾向が正しいとは言い切れない。
  • 「みんなが使っている」ことに地域差はあまりない。「北海道・東北・関東・東海・近畿・中国」は低めで、「信越・四国・九州」が若干鷹目という程度。
  • 「デフォルト設定」は地域差が大きい。「中国・東海・東北・近畿・九州・関東・北海道・北陸・四国」の順に、半数〜10%までと大きく傾斜している。
  • 「使い慣れた方法」はおおむね20〜40%範囲内にあるが、「北海道(52%)」が比較的突出している。
  • 「指が痛くならない方法を探した」を選択した人のは全員「関東」に属している。
  • タッチタイプしやすい方法」にこだわる地域は「北陸・四国」が約5割、「北海道・沖縄」が1/4、「東北・関東・信越・九州」が1/8……と、これは明らかにサンプル数の少なさが原因の誤差かも。

メモ。

 http://www.ykanda.jp/jef/nhk/nhk.htm
 コンピュータは言葉を壁を越えられるかという番組のキャプチャが。途中にアナログVHSの「お見苦しい場面」が入っているのは気にしないように。
 入力方式に関しては、中国のものが結構長く映っている。
 使うキーが少なく、操作が簡単で、速く入力できて、打ち間違いが少なく、覚えやすい──を基準に、中国における入力速度コンテストは開催された。全方式について一様に初心者が3週間練習し、続いて20日間にわたる徹底的な審査を行った。全てにおいて優秀な成績を収めたものはなかった。
 「9文字組みの漢字刻印キー+番号選択の2打鍵漢直」は字数制限が多過ぎて微妙・「読みをローマ字入力」は地域ごとに発音が違いすぎて微妙・「漢字部品入力方式」はコードが長くなりすぎて微妙……と、そんな感じらしく。
 大陸ではローマ字漢字変換が・台湾では注音記号漢字変換が最も使われているらしいことからすると、今のところ残っているのは「かな漢字変換」ベースの考え方っぽいのだけれど……日本の現状(かな系・ローマ字系・漢直系・速記系のどれもが一長一短)と同じく、収束する気配はないのかもしれない。
 それともう一つ。中国でも、メーカーや学者さんは「単純打鍵速度要求(=日本でのカナの入力速度に対する要求)」よりも「最終的な成果物の入力速度に対する要求(=日本でのかな漢字交じり文に相当するもの)」のほうが大きいらしい。向こうのユーザさんがどう思っているのは不明だけど、たぶん日本でのそれと似たような状況ではないのかな……と。


 http://www.ykanda.jp/100/nhk-iju.htm
 1982年10月 NHK 教養セミナ 「文書革命の主役」に出演は音声のみ。
 自動変換を採用した「東芝・森さん」による、自動変換ならではの特別な苦労話とか、辞書をデジタル化するだけでは役に立たないという話とか。
 JIS漢字コードが符号交換用ではなくて「機器内部のコード」という認識をされている。
 かな漢字変換の基礎は昭和45年、その近傍に色々なプロジェクトが立ち上がり、そこから15年近くたって「日本語ワードプロセッサ」が誕生した。
 大衆化の鍵は「記憶素子の大容量化・低コスト化」が決定的だった。
 「かな漢字変換」は当初全く上手くいかないと思われていたが、やってみると意外とうまくいくことが解った。
 始めはバルクのかな/ローマ字文を一気に変換する「一斉かな漢字変換」が主流で、東芝方式はその流れを汲むもの?で、あとから富士通方式の「逐次かな漢字変換」が実用化された……これは「割り切りの発想」が元になっている。
 カナは50近く&濁音を含めると70〜80ある。から、8本指×30キーでは足りない。親指によるシフトを使って10本指×32キーを使う方法は「練習すると意外と出来る」という結論に達した……これなら10本指×30キーで90パターン取れるから、濁音も小書き文字にもパターンを割り振れる。出来ることと出来ないことは割とハッキリしている?。親指は英文入力でも割と遊んでいて、親指は他の指と動く向きが違う。
 日本人(特に手書き文字が汚い人)には「印刷に対する憧れ」がある。
 ワープロは「清書」以降の「軽印刷」「執筆」あたりから普及し始めた。「字数制限ピタリに書く」「自分以外が原因の誤植がない」こともポイント。
 ワープロの価格は計算上「昭和60年〜62年に10万円以下、昭和64に77千円あたりで安定する」という話。その後の物価上昇を考えれば大体妥当な額ともいえる。


 http://www.ykanda.jp/100/nhk-bn.htm
 1982年5月 NHK テレビ番組に出演も音声。録音状態悪し&茶の間の会話が被っている。。
 プロオペレータによる超高速入力と、一般人による使いやすい入力方とに二極化していく。
 かな漢字変換の入力速度は速記会社による180文字/分あたりが限度か?
 全文字タブレット方式は1時間もあればやり方はわかるが、かな漢字変換は1週間くらい掛かる。

 (茶の間の会話)冒頭、東芝の機械がテレビに出ている。次にOASYSビジネスショウ。75万円の「マイオアシス」が出ていて、いい宣伝になってる。オアシスが出てる──「デケェー」って、始めの頃の厳端末かな?文字入力のシーンで「色々やることになっていたけど……」に被って子供の「アッ!」。「こんなの全部覚えられんがな、大変やがな」。「これが大和速記さん」。──以下省略。

 シャープ「100万台」、東芝「オフィスに1台!で200万台」……に続いて富士通・神田さんの「ホワイトワーカー全員に……だから、行くぜ1000万台!」。
 ユーザの不満「ワープロのフロッピーには互換性がない、大メーカーだけでも共通フォーマットにして欲しい」──は結局失敗に終わっている。「保守料金が高い」──は数が出ない限りは変わらない。PCでの互換性重視調達が始まるのは官公庁で2007年からだったりするわけで、結構長い間掛かったのかも。
 シャープの全文字配列ペンタッチは「習熟期間が短い」けど、「タイプライタキーボード+かな漢字変換」もありえる……と。アプローチのやさしさで勝負したい。──これは後に「手書き入力」に取って代わられることになる。
 かな漢字変換は「オフィスで使える・読んだそのまま・(全文字ペンタッチと比べれば)十分高速に打てる」が大前提、この方式は一つの大きな流れになるはず。
 ……もしかして、シャープは伝統的に「小さな領域に巨大鍵盤を押し込む方式」が好きなのだろうか?と、そんなことをふと考えてみたり。


 ……で、www.ykanda.jpの.htmlと.jpgを全部見たけど、「短時間で配列を決定した」ことについての記述はなかったり。
 どこで見たのか、未だに思い出せない……メールじゃなくて、そのものずばりのものがあったような……。

超絶技巧入力関連2題。

 ketttさんも以前取り上げていらした「ctb_chozetu.dat」は、eelll/JS メモさんの紹介経由で木村先生のJavaApplet「『超絶技巧入力』を体験してみましょう」近傍からダウンロードできるようです。
 そこで、とりあえず超絶技巧入力の定義をためしに加工してみました。
 超絶技巧入力が「漢直版の50音配列」のような仕掛けを目指していたことが、うまく表現できればいいのですが……。

各面の関連を見てみるテスト。

 超絶技巧入力の特徴には、主に2つの特徴があります。
 一つ目は、下に示すように「シフト面が同じところに似た意味の漢字が密集配置されている」というところで。


 【Kシフト】── 一文字目はKの後にキーを、2文字目はKKの後にキーを叩きます。

段/指 小指 薬指 中指 人指 人伸 人伸 人指 中指 薬指 小指 小伸 小伸 小伸
E段 謹彬 喚宥 韻聳 搬憧 閲侑 需嫡 拒欺 斗喝 諭虹 奔浩 - ^ \
D段 別誇 望偉 こ免 け振 結握 読呼 楽従 考孝 行異 後押 @ [
C段 的軒 く奪 き詰 か戯 県硬 休留 青居 ★性 円収 社貴 ]
B段 造拓 快憎 変繰 因尽 可巧 美惜 所驚 守違 進挿 開憶 _

 ※増田式では2打鍵目固定で練習するはずなので、増田式で練習した人にとっては見慣れない方法で例示していることになるはずです。
 ※ここに例示した鍵盤が正しいという保証はありません。
 ※カナの後に【;】を押すと濁点化・【a】を押すと小文字化する。漢字やかなは【;】【a】などでは開始しないので、定義衝突や「後読み確定エンジンの必要性」はないはず。


 「漢直ノート出張版――漢直の種類」にて「擬似2打鍵方式」と書かれている方法──超絶技巧入力・G-Code・Phoenix──は、(文字数が多いので鍵盤は数十面必要ですが^^;)こういう形で「巨大な中指シフト鍵盤」のように表現することが可能なようです。
 #ちなみに、キーボードのブラインド・タッチ短時間練習法(1987年3月4日、有料)に書かれている方法は「全く」理解できませんでした……orz。故に、上記の鍵盤が正しいかどうかという点について、まるで自信が持てないのです。


 「ctb_chozetu.dat」の定義は全部で2348件ありますが、これらは上のようなルールで圧縮収容されています。
 上記のように「シングルシフトとダブルシフト」を組にして圧縮した場合の定義は1256組であり、「濁点・半濁点・小文字化」による定義を差っ引くとさらに40近く減る……と、こういう感じのようです。


 こういう鍵盤を見ると、「かなの打ちやすさ」に注視し設計された「みのりさんの奏コード」とは「同じ漢直方式であっても、目指すべき方向が異なる」のかなぁ……と、そんな感じを受けました。
 現在提案されている漢字直接入力の「それぞれの入力方式にある目的や癖」については把握しきれずに居るのですが、漢直についても「入力方式それぞれの癖」がぱっと解るような資料があると面白いかもしれないですね。

超絶技巧入力における、表と裏の関連付け。

 二つ目の特徴として、「同じキーによるシングルシフトとダブルシフトにも似た意味の漢字が配置されている」ということがあげられます。
 以下では「シングルシフト→ダブルシフト」の順で、先頭文字の文字コード順に文字を並べてみました。
 今回は適当に4字ごとで区切っていますが、区切り方には特に意味はありません。
 じっと見ていると、なにやら呪文のように見えます……。

あ封い締 う踊え審 お緒か戯 き詰く奪 け振こ免
さ娯し駆 す称せ施 そ礎た歳 ち孤つ呈 て斉と帝
な冗に釈 ぬ寂ね炎 の雇は響 ひ繕ふ胴 へ陰ほ渋
ま叙み徴 む淡め慮 も沢や堅 ゆ盆よ倫 ら杯り随
る栽れ募 ろ漏わ揺 ゐ御ゑ既 を伸ん較 亜嗣愛飽
悪避圧濁 扱姻安譜 暗影案哲 以怖位軸 囲渓委猫
意脱易荘 移磨胃鎮 衣麻医粧 井弐育杉 一寸芋逮
印縄員欄 因尽引討 飲嘆院沈 韻聳右仮 雨衛渦李
運怒雲雷 営侵栄騰 永枯泳鮮 英翻疫蝶 駅騒悦嬉
越凸閲侑 円収園幼 演擦遠隔 塩酢央癖 往漸横徹
王署翁亀 黄糖億厘 屋彼乙妃 温湿音恩 下承化巨
何善価掛 佳瑞加累 可巧夏蒸 家骨寡絃 科座果柔
歌詞河浦 火潔禍欽 花幹荷誘 課稚貨墨 過戒蚊隼
画模芽魂 餓嘉会除 解絞回迎 快憎怪鶴 改訂械牲
海渡界冒 絵廊開憶 階寝貝採 劾旺外泊 害胆慨抹
概伊街墾 該遼各又 格僚確索 覚督角背 郭耀学限
岳瞳楽従 額託潟鯛 括晏活革 褐恕轄藍 冠斤寒駐
刊殿喚宥 完懸官肝 患茉感棄 憾巴款竣 漢壁管継
緩玲観懐 貫秦間障 閑柚関殴 丸環岸躍 眼勘岩縦
顔傷願哀 企朕喜削 器汁基尚 岐爾希婚 忌聡旗柳
期煙機犠 帰誠気敵 汽洗季棚 紀鶏規漠 記創起頼
偽唐宜屯 技忍擬庄 義粛議宴 喫磯客逃 虐桂逆伏
久渇休留 宮儀弓奏 急悟救迫 朽汰求秩 泣恋球脚
究載級郊 糾酌給旨 牛乳去滅 拒欺挙及 虚苑許諾
漁湾魚網 享紬競焦 共凶協伴 境傍峡偲 強裁恭杜
教尊橋抜 鏡剣暁麟 業尾局爆 曲妙極塔 玉述禁瀬
菌奴襟輔 謹彬近鋼 金益吟柊 銀鉛九旧 句凡区欧
苦罰具栓 愚杏空舎 遇稀隅稔 靴勺勲鷹 君僕訓添
軍艦郡浜 係坊兄拝 啓颯型刑 形染径皆 慶汐憩熊
景津経捜 蛍升計律 軽抱芸猛 欠控決換 結握血噴
月臨健診 兼尼券紋 建崩検塾 犬群研幾 県硬見看
謙佑験濯 元捨原敬 幻帥弦洲 減雰現扉 言存古誤
固頑庫凍 弧也戸展 湖洪鼓芙 五故午沿 呉畝後押
碁鳩語探 交潮候絡 光映公閣 功召効症 厚吐口吸
向傾坑尭 好催工射 幸雅広拡 康衰恒霞 拘伍校興
構邪港離 溝彦考孝 航峰行異 講献貢儒 購冶高宇
剛敦号箇 合閉告占 国宗黒盗 今若懇鹿 根抗混祥
紺駒佐娠 左寄差鈍 詐梨債黛 最麗妻嫁 宰湧才並
災沸祭惑 細干菜柄 際執在挟 材彩罪乏 坂琴崎蕗
作磁搾猪 昨恐錯茄 刷卓察陣 撮椋札綱 殺核雑唯
皿乾三財 傘詔参獣 山鉱惨槙 散妨産祉 算筋賛却
酸溶暫詢 残販仕紹 使即司屈 史促四余 士甲始疲
姉欲子護 市依志恥 思視指奇 支潤止優 死臭氏姓
糸蚕紙延 詩江試伺 諮駿資符 賜勅雌綸 歯含事嫌
似煮侍桟 児涯字弁 寺郷持摘 次劣滋叡 治悩示掃
耳領自己 辞刈式浮 識契七針 失歓室困 漆欣疾琢
質恨実狭 写与赦耶 社貴者秀 車査借償 爵唄弱奮
主被取払 守違手預 朱嶺殊窃 珠裟種途 酒露首激
受排寿孟 需嫡囚賠 周巡州匹 修到拾充 秋宙終援
習慌週揮 酬麿集粗 醜爽住疎 十忘重介 叔須宿隠
淑瓸祝詠 出輸術耐 俊慧春窓 准毬循蓉 旬痘準紛
遵酉順芳 初融所驚 暑眠庶寅 書稿助仰 女婦勝致
商項唱謡 奨碧宵錦 小俵少批 彰冴抄鳳 掌亨昭鑑
松棺消桃 焼揚照霜 省鉢硝祐 礁靖章眺 笑鬼訟曹
証征象猿 賞稼鐘昴 上師乗攻 場宅壌沙 嬢楊常併
情堪条滴 醸暢錠蓮 嘱茅植還 殖晃織繊 職匠色紅
食般辱瞭 信魅心仁 新否森裏 深孔申忙 真瞬臣雄
薪伎親甘 身腰進挿 人評甚朋 迅曙図難 水授髄虎
数値枢虞 世逸是罷 制抑勢剰 成替政衝 整範星砂
正導清涼 生誕声訳 製彫西宝 逝遥青居 静澄税租
隻允席塁 斥洸昔汗 析謄石遺 積盤績渉 責威赤液
切危拙於 接震摂郁 折繁設掲 節鈴説帽 雪霧絶遮
舌唇先腹 千複川慣 戦跡扇旦 浅践旋啄 線幕船鯨
薦艶選誓 遷拳銭卸 前突然徐 全凝禅圭 塑楓素窒
組密双脹 倉棟喪采 想悔早納 巣芝槽馨 争緊相刺
総壮草枝 葬渚藻巽 走乱送遣 遭叶像肖 増酔造拓
側丹則倹 息涙束稲 測燥足険 速触属蛮 賊只族飾
続捕卒脅 孫瓶損俗 村警他黙 多縮太衆 堕椿妥桐
打倒駄茜 体胸対腕 帯滞待尋 態墳泰蒼 胎智退齢
隊闘代肯 台供大判 第超題曇 滝栗但惣 達遂谷聖
単監炭端 短了鍛晋 団獄壇楠 断縫男燃 談漫知恵
地泉池憲 置睡築掘 畜壱竹綿 逐蔡茶菓 着埋中株
仲沖昼忠 柱伐注床 虫墓衷漱 鋳蕉貯蓄 丁丘兆挑
帳矛弔鞠 張傑懲倭 朝昇町桜 聴鎌腸裂 調透長将
鳥穀直厳 陳丑墜瑠 追抽通勤 坪錘亭卯 低筒停袋
偵渥定跳 底沼庭培 弟朗提狩 程偶艇袈 逓檀泥哉
的軒笛択 適携撤媛 迭橘鉄釣 典菊天皇 店処転踏
点推伝縁 田宣電烈 塗毅徒吉 斗喝登廃 努隣度拠
土垂冬降 刀亡島塊 悼匡投拍 東域湯暇 灯訴当担
等吹答就 統克豆粒 陶煕頭脳 働猟動獲 同盟堂房
童昆道操 銅籍峠搭 匿璃得勧 徳鎖特寧 篤彪毒厄
独惰読呼 内臓南熟 軟且二序 肉棒日貸 入布尿痢
任漬熱趣 年賀念辛 能顕農濃 把酵覇蒔 波況破鋭
婆鮎馬娘 敗陥配普 倍微媒嵩 梅紫買蔵 売賃陪魁
博賢白卵 縛辰箱抵 畑苗八尺 発距閥阿 半片反襲
帆彗搬憧 板敷版衡 犯窮畔蔦 藩鯉煩綾 頒笹番暮
卑奈悲叫 披嵐比伯 泌俸皮珍 碑綜費髪 飛潜備措
美惜鼻豚 必狂筆僧 百謝標漂 氷晶票幣 表奥病腐
秒姫品缶 貧飢賓嵯 頻禄敏黎 不為付架 夫仙富穫
府邸扶碩 父陛膚芹 負汚賦亘 赴梓侮呂 部撃風肺
副玄復戻 幅窯覆藤 仏悠物穏 分装憤殉 粉砕文派
聞認丙隷 兵銃塀之 平丈弊榛 米糧別誇 偏旭変繰
編如辺炉 返壊遍葵 便祈勉薄 保慈舗朔 歩届穂甫
母后簿巳 倣倖包胞 報朴奉弥 放軌方訪 法廷泡尉
砲菖褒弘 豊薫邦栞 剖乃暴刃 望偉某肢 紡萌肪拷
膨侯貿謀 防慎北灰 撲吏牧洞 堀拐奔浩 本誌妹純
毎簡膜肇 末没繭匁 万頂味香 未豪岬椰 脈肌民浸
務粘夢竜 無維婿眉 名武命盾 明暖迷垣 銘篆鳴俳
面怠妄蘭 毛穴盲璽 耗樺木机 目招問顧 門専夜晩
野茎矢痛 役輩約慕 薬療油剤 癒宏諭虹 勇敢友姿
幽謁憂嚇 有互猶亮 由描裕妊 遊愉夕祖 予斜誉篁
容寛庸喬 擁萩曜覧 様堤洋詳 用源羊緯 葉桑要請
陽輝養愁 浴裸翼澪 羅睦来郵 落酷酪痴 濫汀利贈
履誼理疑 里舟陸騎 率阻立肥 略摩流舞 硫悌旅滑
虜吾両肩 寮銑料込 良浄量華 陵丞力耕 緑咲林樹
輪舶類蛇 令棋例荒 冷茂零紗 霊矯歴暦 列更廉鵬
練励連据 錬附路遅 労慰楼稍 老圏郎凹 六均録魔
和脂話劇 賄椎祟綺 塚貞晴弾 礼譲神紳 福慢精粋
羽盛都畳 隆昌飯炊 飼枠館斎 京城応唆 時刻服殻
満浪麦絹

書籍中毒がそろそろ復活しそうです……。

 最近なるべく本を読まないことにしていたのですが、結局長くは続かないものですね……。
 以前の大掃除で書籍類は大量に処分したはずなのですが、なんだか落ち着かない感じです。
 そして、

コンピュータ―知的「道具」考 (NHKブックス (478))

コンピュータ―知的「道具」考 (NHKブックス (478))

に引き続いて
古武術介護入門[DVD付](古の身体技法をヒントに新しい身体介助法を提案する)

古武術介護入門[DVD付](古の身体技法をヒントに新しい身体介助法を提案する)

を発注してしまいました。以前関心空間で貰ったクーポンが活躍しました。
 後者は鍵盤操作に役立つとは思えないのですが、仕事柄色々と役に立ちそうかな……と。
 同じことを「より安全に・手早く・楽に」済ませたい!という点では、鍵盤操作技術と似たところがある気がしているもので、「もしかすると……」という期待を持ちつつ。
 面白ければ適当にレビューするかもしれません。