かえで****あすか配列のつくりかた──のこりものには、ふくがある?

(過去:かえで****あすか配列のつくりかた──『きょうれつなかいかんが、(あ)たまのなかにつき(ぬけ)ていくの(……)これいじょう(さ)れた(ら)もう、(あ)たまがまっし(ろ)になって、はじ(け)るかも(……)。』 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:かえで****あすか配列のつくりかた──『すきでしかたないの(……)うんと(あ)いして(。)』 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:かえで****あすか配列のつくりかた──アイツに『だからぁ……なんで「キモチイイ?」って訊き方なの?それって演技の強要だよ!?』と囁いてみたい。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:かえで****あすか配列のつくりかた──構想編、または妄想編。 - 雑記/えもじならべあそび)
(元ネタ:(思考実験)『バスケット方式』で作った配列を、さも『優先順着席方式』で作ったかのように紹介するとか、そーゆーのってアリなんだろうか。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:「かえで****あすか」について、速度コンテスト?をやります。 - 雑記/えもじならべあそび)
(現実:(memo)「かえであすからしさ」とは何か……。 - 雑記/えもじならべあそび)

 毎度のように、このネタは↓の小さい方(あすか)が喋っているものだと思ってください。

 これは思考実験です。現実の配列設計を正しくトレースしているわけではありません。


 さて、前回まで7割がたの文字を左右に振り分けました。
 残り物はどうしましょ?……ってことで、今日はそれらについて。


 前回は「出現頻度ベースで」7割の文字を割り当てた……のですが。

── 左手 右手
カナ きしうてなあれにじさら すかたいのんとつぬくこょがまろっ、はるも……。

 ……よく見てみると、なんか35文字分しかないんですよね……。
 残り50文字くらいは全部あわせても、出現頻度3割しかない……ってのは、世の中の偏りを象徴してるみたいでちょっとヤな感じ。


 ……って、それは置いておくとして。
 50文字くらいで出現頻度3割しかない!となると、これらについてはある程度「ルールを捻じ曲げる」ぐらいはやってもよくて、その代わりに「覚えにくいとか、忘れやすいとか言うことがないように、ある程度関連付ける」くらいの工夫が必要になる予感。
 ……ロングテール商品って芋づる式に売れたりするし、そーゆーのも何か関係あ……りませんね、ごめん。


 では、今のところ割り当てていない、残り物をざーっと紹介してみましょう。

ぁぃぅえぇおぉぎぐげござずせぜそぞだちぢづどねばぱひびぴふぶぷへべぺほぼぽみむめやゃゆゅよりわを

 ……あれっ、なんか違和感が……と思ったら、「……」と同じように使われる『──』が抜けてるし、テンマルと同じように使う『?』『!』も抜けてるような印象がありますね……。
 ……ってことで訂正。

ぁぃぅえぇおぉぎぐげござずせぜそぞだちぢづどねばぱひびぴふぶぷへべぺほぼぽみむめやゃゆゅよりわを?!──

 ……こんな感じ、ですねぇ。

いつものように、左右に分けてみる……。

 いつものルール……は、もー再掲しなくても良い気がするけど、一応……。

 アの段──なんか……すごくリバーシブルばっかりな印象。ざっくり右手担当!って感じ。

 イの段──攻めな【きぎしじちぢぢにひみり】は、諸事情で左手担当!って決めたけど……リバーシブルな【い】だけは、絶対右手だよね……。

 ウの段──イの段とは、まるっきり逆という印象。受けの【う】は絶対左手だけど、ほかは全部攻めかリバーシブルっぽい……ほとんど右手担当な予感。

 エの段──なんとなく、受けっぽい……左手担当、かな。

 オの段──バリバリの攻めって感じだから……右手担当で。


(from http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20110430/1304096669 )

……の原則に従ってみよう、と。


 ……で、先の51個を左右に振り分けてみると……

── 左手 右手
カナ ぃえぇぎげせぜちぢねひびぴへべぺみめり ぁぅおぉぐござずそぞだづどばぱふぶぷほぼぽむやゃゆゅよわを?!──

 こんな感じ。
 ……って、ずいぶんと右手側が多いですねぇ。全部入れようとすると、右手側に入らない感じ。
 そして、そんな中で気になるのが「げ」「め」かなぁ……この二つは、『JISかな』で使っている位置そのまんまがよさそう!って位に「攻め」キャラなので、この二つは右に持っていかないと。
 それと、「お」「わ」は逆に受けキャラだから、これらは左にもって行きたい感じ。
 んー……そうすると、こう変えてみるしかないのかなぁ。

── 左手 右手
カナ えぎせぜちぢねひびぴへべぺみりおぐざだづぱぶぷわ ごずそぞどばふほぼぽむやゃゆゅよを?!──げめ

 ……まぁ、こんなもんでしょ。


 ……で、今までのと組み合わせると、こんな感じになる……と。

── 左手 右手
カナ きしうてなあれにじさらえぎせぜちぢねひびぴへべぺみりおぐざだづぱぶぷわ すかたいのんとつぬくこょがまろっ、はるも……。ごずそぞどばふほぼぽむやゃゆゅよを?!──げめ

 左右に振り分ける「文字の数」としては、これでシックリ来そうですね。
 ……で、最終的に、もともとの振り分けルールに対して、例外となったのは以下のとおり、と。

移動方向と理由 移動した文字
左→右、イメージ起因 けげでめ
右→左、イメージ起因 なあさらおわ
右→左、文字数制限起因 ぐざだづぱぶぷ

 うーん……文字数制限で動かした文字があるのは、なんか納得がいかない……けど、これらの文字も概ね受けっぽい印象があるから、全体のイメージとしては良いところなのかな、と*1


 ……ってことで、とりあえず左右の振り分けは終了……。
 あとはじっくりと文字を置いていきますか……って、「げ」と「め」はすでに決まってる予感もしますけどね。
 音とかカナのイメージで左右に分けてみたけど、これが上手くいくかどうか……ってのは、この後にやる「文字のおき方」によって決まってくると思うから、そこはまたがんばらなきゃ。


 ──後日続く。──

【2011年06月19日追記】
 ただいま、『バスケット方式』で作った配列を、さも『優先順着席方式』で作ったかのように書いてみるテストを、(かなりざっくりなのですが)やっているところです。


 後続の記事は↓になります。


 なお、先頭記事は↓になります。

*1:『ほぼ段系配列』ってゆー飛鳥系の癖は、ほぼそのままだったんだな……ってことを確認。あと、『攻め』『受け』『リバ』ってゆー分類方法で大丈夫なんだろうか?って当初は心配していたのですが、なんか上手いこと左右に振り分けできてしまったので、内心驚いていたりします……少なくとも、かえであすか化をしていた当時は【(memo)「かえであすからしさ」とは何か……。 - 雑記/えもじならべあそび】という感じで配列いじりをしていたので、当たり前ですけど『攻め』『受け』『リバ』なんて区別は考えてなかったわけです。