活字を読めない馬鹿オトコに捧げる本。

 ※このタイトルは、「指さんと馬鹿アタマ」の話に、ちょっとだけ絡んでます……。


イケないオンナの愛し方 (ベスト新書)

イケないオンナの愛し方 (ベスト新書)

 はじめに、挿絵だけをパラパラと捲って見てください。
 そのあと、先頭から順番に『よく噛み砕いて』読んでください。


 これを読み通す気にすらならない&読み通せないなら、もーどんな本を読もうとしてもダメだと思う。
 今までマンガとAVしか見てなかったのに、この本は読めた……というなら、ほかの活字本も『興味関心のある分野であれば、抵抗なく読める』と思う。


 ウチに転がってる、ボーナス5回分くらいの本の山の中には、この手の本も2万円分くらいあると思う*1……のだけれど、その中ではほぼ唯一、これだけが『たくさんの疑問に答えてくれる、よい本だった』と思う。
 ほかのは、単なる満足本だったり、どっちかの視点だけで書いてるものだったり、肝心な疑問がいくつか解決しないものだったり……といろいろあったけど、この本はその点大丈夫。


 もしもわたしが四半世紀前に、この本と出会えていたら、変な寄り道なんかせず、もっと早くに幸せをつかめたんじゃないかな……とか、そんなことを考えてもみたり。
 ……もっとも、この本が出たのは2008年の話だから、そんなことはもちろん叶うはずもないのだけれど。
 今までこの分野って、ただ単純に『いかがわしいもの扱い』だったし、実際出てくるコンテンツ自体も『いかがわしいものばかり』だった気がする……けど、こういう本をきっかけにして、そういった風潮から離れた「みんなにとっての幸せ」につながる、いい流れが生まれてほしいな、と思う。
 #少なくとも、チンコとマンコとオッパイの話だけして『性教育してますよwwww』的な放言をしてる連中は、もー表舞台から消えてほしいと思う。正直、もーうんざりです……。

*1:1ジャンルあたり2万円を目処に購入してるので、当然この手のも2万円分買ってるわけです……。