(思考実験)『バスケット方式』で作った配列を、さも『優先順着席方式』で作ったかのように紹介するとか、そーゆーのってアリなんだろうか。

(参考:(memo)「かえで新下駄配列」に関する検討を、いったん停止することに。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:「かえで****あすか」について、速度コンテスト?をやります。 - 雑記/えもじならべあそび)
(現実:(memo)「かえであすからしさ」とは何か……。 - 雑記/えもじならべあそび)


 飛鳥カナ配列という名の混沌に、相沢かえでという名の混沌が交ざった「かえで****あすか」を、どーにかして3分クッキング的なノリで解説する方法はないだろうか……って考えていたら、悪魔が変なことを囁きやがった。

 『バスケット方式』と『優先順着席方式』って概念を見つけたんだから、『バスケット方式』でできた配列を、いかにもな理屈をつけて『優先順着席方式』で再解説すればいいじゃんwwwww。

 ……って、いやそれはダメだろ。
 「飛鳥カナ配列」の出自がカオスなのは周知の事実だし、「かえで****あすか」は風邪ひきさんのうわ言みたいなものだし、どっちにしても「後からそれっぽく取り繕う」なんてしてもバレバレだし。

── 優先順着席方式で作成として公開 バスケット方式で作成として公開
優先順着席方式で作成 あとから微調整ページが追記されてるか、あるいはコンセプト配列よろしく一発作成のみ 解説するのがめんどくさいときにやる……のか?正直、これをやるメリットはない。
バスケット方式で作成 あとから根拠を見つけて、いかにもそれっぽく作ったかのように見せるとかはできる。本来は難しいはずの配列解説を端折りたいときに使われる恐れが。 複雑なものを複雑なまま解説しようとするので、いわば難解バカボンと区別がつかなくなる恐れが*1


 ……もっとも、『バスケット方式』で作った配列を、さも『優先順着席方式』で作ったかのように紹介する……ってのも、必ずしも悪いとは言い切れないところもあるか。
 ってゆーか、たとえば飛鳥カナ配列あたりとかは『バスケット方式』の解説部分が行きつ戻りつで混線してるから、むしろそういう過程についてはスパッと隠しちゃって、さも『優先順着席方式』で作ったかのように【文字をくくりにして、解説が連載90回とかで完了する】なら、そっちのほうがよっぽど読み手にとってはマシな気もするし。


 ……んー、ここは、こーゆー手段もアリ、なのかなぁ。

 配列自体は『バスケット方式』で作ったけど、理屈を単純化するために、あえて『優先順着席方式』で作ったかのように解説するよ!って、あらかじめ明示してから解説する。

 このあたりは要検討、と*2

【2011年06月19日追記】
 実際にこれをテストするべく、『バスケット方式』で作った配列を、さも『優先順着席方式』で作ったかのように書いてみるテストを、(かなりざっくりなのですが)やってみることにしました。


 後続の記事は↓になります。

*1:代表例は……飛鳥カナ配列だろうなぁ。1つの版に対する差分解説では整合性が取れていても、重版してるうちの遠目の版と比較すると、いろいろと矛盾(というか揺り戻し)があったりしてヤヤコシイことになっていたり。

*2:そこにそのカナがなければならない理由、ってのを解説することを考えると、こういう「ある設計方法で作ったものを、別の方法で設計したものとみなして、設計工程を再現してみる」ってのもアリか……ただ、『優先順着席方式』で解説しようとすると、「低頻度カナが、平然と高頻度カナの位置に干渉してきたりする」ことに対する対策の明言が不可能になる(未定義であるはずの低頻度カナ位置に依存して、高頻度カナ位置をうち決めすることは、『優先順着席方式』にとってルール違反も甚だしい話)ので、そこは特に解説で包み隠さずフォローしないといけないところになりそうだけれど。