(memo)津波被害に遭ったPCのうち、「本体は濡れたのに、データは取り出すことができた……という確率」を集計すると、各メーカーの設計方針の違いが見えてくると思う。

 ……ってのは、部分的に塩水に浸かってしまった「富士通のデスクトップPC」を開けてみて感じた。
 HDDが筐体の最上部についていて、予備知識無く見ると「えっ?これで空冷できるの?設計へンじゃない?」って思った……のだけれど、実際それで『マザーボードのVRMやメモリーが濡れまくって起動不可能になったけど、HDDは無事でデータサルベージできた』のだから、さすがにこれは設計が正しかったとしか言いようがない。


 バックアップメディアとしてUSBメモリーとかを使うことが増えて、そーゆーのが「本体よりも地面に近い、机の引き出し」に入っていたりすると、当然本体よりも先に塩水を被ってしまい使えなくなる確率が上がる……ってことを見越して、こういう設計にしたのだろうか?
 真相はわからんのだけれど、「富士通って、やっぱり変態だな……」と感じた。