『表情Lv.1』のままじゃ駄目だな……ってところに凹んだので、『自画撮り』結果をフィードバックしまくることにした。

 もともとは『髪の毛の振る舞い』を調査する必要があって、その初期調査に「実際の人間」を対象とするのは重いよなぁ……と思ったので、当初は↓を買おうと考えていた。「男女それぞれの中で、わりと多くいそうなプロトタイプ」は、概ねこの範囲になると思っていたので。

VENUS LAYER メープルブラウン

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ファッションウィッグ Vivir リッチミディアム プラチナムブラウン WWW-00017

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TOP HEART-フェアリーカール

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 ……ところが、石油系の材質ということで、どうも『振る舞い調査』のためには使えなさそうだ……って事が解って、その意味での購入は止めることに。
 調査を満たすには「人毛カツラ」が必要そうなのだけれど、それは正直「家に置いておくのが怖い」気がしたし……。


 ……と、そんな感じでこの件は放置していたのだけれど、週の半ばに一件思うところがあって、結局↓だけ買ってみた。

 実物は……(キャラコスプレ用のウィッグみたいな)単色毛じゃなく「混色毛」だから、がんばればコンマ数秒くらいは視線評価に耐えられると思う……のだけれど、実際の髪の毛にある「微細凹凸・生成歪み」が、この手のヅラにはない為にテカリ感がひどく、結局は「静電気ハタキを頭に乗っけてる感」が……まぁ、これで出歩くわけじゃないからどーでもいいけど。
 #こーゆーのって「バレバレであることを前提に、装飾の一つとして使いこなす」とかしなきゃ、実際には使えないと思う……のだけれど、俺にゃそんなセンスはないですorz。


 ……と、それとは別に、今年の目標にあるうち「地声でおっきな声を出せる様に頑張る」「失敗を恐れず、オフラインでとことんアウトプット」の部分を達成するには、どうしても「表情筋トレーニング」が必須だと考えていた。
 顔面の起伏ッてのは、おおむね「普段やってる表情の平均」が焼きついたものなのだけれど、面白いことに「心理は表情に伝染し、表情は声に伝染する」性質があるもので、この「心理的障壁」を低くする方法の一つとして、手っ取り早く「外見」を変えてみればいいじゃん、と考えたわけで*1
 「静電気ハタキを頭に乗っけてる」状態だから、ものには限度が(以下略)って感じもする……のだけれど、それでいて『普段とは少し違う表情をする』というのをチェックするうえでは、こんなのでも十分役に立つ*2んだなぁ……と感じていたり。
 製品付属のカタログとかマニュアルには「別件で困っていたことを解決するためのヒント」も載ってたし、とりあえず投資価値の元は取れた気がする。


 ……で、28日には事前テスト&環境整備をして、29日には自画撮りして、30日にはあれこれとモニター経由で自主評価してみた……のだけれど。
 意外と「鏡では気づきにくいところ」が写真には写りこむ*3らしく、結構勉強になるところがあるなぁ……と感じたり。
 かつてはwebカメラで自画撮り実験をしたことがあった……のだけれど、どうしてもあれは「リアルタイムで見てしまう=鏡と同じ」ってゆー性質があって、あんまり『自分の外見を客観的に評価する』には向かない気がしていたり。

パナソニック LUMIX DMC-FZ10-K ブラック

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エツミ 写真用品 ブラックレリーズ 長さ100cm E-369

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エツミ 写真用品 コンパクト用シャッターボタン E-398

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 今回は静止画確認だけ……って事で、↑のレリーズなし状態で100枚くらい撮ったのと、リモコンを使って連射しつつ低画質なのを↓で撮影してみた。↓の動画は(非HD機ということもあって)自画撮り用途には使えそうにないので、とりあえず保留中。 とりあえずは、『ヅラ』なんぞ被らなくても、ふつうに「目標とする声の表情を出せる」状態に至るまでのあいだは、この「毛が生えた帽子」とか「デジカメ」を上手いこと活用していきたいと思う。


 あとは、この考え方を使って「好きな角度から自分を観察できる、電気鏡」を作らんとダメかな……とか考え始めていたり。
 自分は真正面のモニターを見ながら、360°近く自分の周囲を回せるカメラを設置してみるとか。
 あるいは、↓を固定して、「自分とノートパソコンが、回転椅子に座った状態で回る」って感じなら、コストも掛からんから手っ取り早いかも。

LOGICOOL QV-4000 Qcam Pro 4000

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 本格的にやるなら、「センタースピーカーと、サラウンドバックスピーカーの位置」(要は、真正面と、左右各120°近く)にWebカメラを置いて、そこで録った映像をリアルタイムに「目の前に置いたトリプルモニター」で見る、とか……って、これは「3台のムービーカメラと3台のテレビ」でもいいけど。


 あとは、撮影するたびに「マシだったもの」を拾い出して、それを「Windows7の、スライド壁紙」に突っ込んで自己批評する……ってのを、少なくとも毎週末くらいにはやってみようと思う。
 1年間で40ループくらいNFBを掛ければ、なーんにもしないよりは確実に「何か」は得られると思う……俺に足りないところは腐るほどあるけど、これに関しては「ほかのことをやるための土台として必要」なので、やっぱり何とかしなきゃ、と思うところで。
 まぁ……実際やってみると「すごくばかばかしい」話……なのだけれど、正直表題については「なりふり構ってる場合じゃなく、マジでなんとかしなきゃいけない」ところなので。

そういえば。

 ええと……そもそも『髪の毛の挙動』すらも、脱線した末の話だったんだよなぁ。
 もともと何を探していたんだっけ?って事を忘れてたので、また忘れたりしないうちに記録しないと。

Roland ローランド バイノーラル マイクロホン イヤホン CS-10EM

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 そう、元はといえば「ダミーヘッドマイクを自作してみよう!」ってゆー考えから始まったんだよ……って、どんだけズレたのかとorz。
 しかもこっちは「でっかくならない耳」が見つからなくて、結局目的は果たせてないし……まるでダメじゃん。


 ついでに、『自画撮り』についての考え方を把握しておこうとして↓を買った……のだけれど、着眼点が違うことに「買ってから気づく」とゆー、がっかりな結果に。

じがどり(うしじまいい肉自画撮り写真集)

じがどり(うしじまいい肉自画撮り写真集)

 デジカメのプレビュー液晶に顔が隠れる撮り方をしてるから、「服装」についてはわかっても「表情」についてはどーにもならないという……俺、コスプレするわけじゃないから、これじゃ何の参考にもならんよ……アアドウスレバ。
 ただ、わかったことがふたつあって……そこだけは救われたというか。

  • 下手な鏡を使うと、やっぱりなんか歪んで写るし、ピントも合いにくい。
  • 「人工光源」よりも「太陽光源」のほうが、肌の色が自然だ……ってのを、同じ被写体で確認できた。

*1:外見を永久に変えよう……とかいう考えは全くないし、こーゆーのは「こっそりやる」から訓練として意味があるとも感じてるので、整形とかははじめから眼中にないわけで。

*2:こーゆー姿をしてる人は、おおむねああいう喜怒哀楽を示す……とかいうのがプロトタイプとしてあって、それとの差分評価をすればいいことになるから、イメージとの差分評価を『評価対象を毎回観察しなくてもわかる』ので、そーゆー意味で手っ取り早いわけで。ヅラを被ってない素の状態との差については別途整合性を採らなきゃいけないけど、いまはまだ「それ以前」だからね……そっちは1年後くらいになると思う。

*3:これって「画面で見ると解らないけど、プリントしてみるとわかる」ってのと、凄く良く似てる気がする……。