下駄配列スレッドにおいて、住人さんから言及して欲しいと思うこと。

 pls315さんの昨日の記録で、「両手同時打鍵についての訓練度」の話が出ていた……のですが、これって「どの程度でクリアできる」ものなのでしょうか。
 人それぞれに「○○くらい練習すると慣れる」とか「はじめから大丈夫だった」とか、そーゆーのをいっぺん、経験者同士が出し合ってみると、話題を広げる種としてちょうどいいのかも、と。
 この話、親指シフト(NICOLA)が「全指同時打鍵行段系」としての開発を取りやめて「親指同時打鍵かな系」での開発に移行した経緯とも絡んでいますし(詳しくは http://www.ykanda.jp/oyayubi.htm あたりを参照ください)、「乗り換え中の各人自身にとって、将来(新)下駄配列を使いやすいと感じるかどうかの、判断ポイント」として、とても重要なところだと思います。


 ……ちなみに私の場合、親指同時までの話でしか、ものを言えないのですが「はじめは同時打鍵ロジックのクセが理解できないし、配列記憶が曖昧だったことも手伝って、割と四苦八苦していた」記憶があります。
 特に最初のうちは、「慣れてなくてシフトを掛け損ねた」のか、それとも「打鍵ミスした」のか……ってゆー区別もつかないときがあって、えらくイライラしたもので。
 同時打鍵って、自分に合っていると「(配列上の工夫を使って複数打鍵処理をしなくても)物理キーを増やさずに論理キーを増やせる、便利な運指短縮手段の一つ」として活きる……んですけど、それが自分に合っている!ってゆー確信を持つに至るまでの間は、ホントに半信半疑でしたし。
 それと、当初3ヶ月くらいは、前出の富士通ネタのような「やりやすいパターンもあれば、やりにくいパターンもある」ってゆーところに気づけなくて、【部分的に使いやすく、部分的に使いにくいという理由が、さっぱり理解できなくて混乱してた】こともありました……それがようやく4ヶ月目で理解できて、「そうか、方式は変えずに配列だけ変えればいいんだ」って気づいた、という過去もありました。


 下駄配列スレッドにおいて、それこそ「乗り換え当初、○○については不安だったけど、□□くらいしたら慣れた」とかいうかたちの、「移行期によくある周期的な不安と、それに対する答え」のようなものが、利用者さんからどんどん出てくるようになると、「これから──どっちにしようか悩んでる人も含めて──(新)下駄配列に乗り換えようかと検討している人」にとっても、「いま(新)下駄配列に乗り換え訓練中の人」にとっても役立つのでは、と感じました。
 こういった流れを経由して、将来的には「下駄配列と、新下駄配列との、特性差を明らかにする」ところから「どっちを選べばよいかと悩む人にとって、選ぶに足る情報がすぐに得られる」ようになると面白そうですね。


 こういうことがらは、練習中の方が複数人いるときにはじめると、とくに効果があると思う(というか、一旦慣れてしまうと、その時点で言及しようがなくなる)話なので、ちょうど今からはじめるのがよいのかも、と思いました。