インフルエンザと戦う手順 ver2.0

(過去:インフルエンザとマイコプラズマ……。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:タミフル75mg(Tamiflu75)。 - 雑記/えもじならべあそび)


 まだ治りきってないっぽいけど、とりあえず前回と比較して、気づいたこととかを書いておこうと思う。いつもどおりだけど、誤変換とかあったらごめん。


 ふつう、人間の体って「体温を上げて、熱で細菌を殺す」んだけど、fluが相手では「菌が死ぬ前に、人間の体が駄目になる」ので、このプロセスを薬で代替している、と。

  • 体温を上げても効果がないので、解熱剤で抑える。
  • 体温を上げる代わりに、抗インフルエンザ薬でfluを抑える。
  • 体温が上がらないときに他の菌に感染しないよう、抗菌剤を併用。

 ……ってなわけで、普通の風邪の治り方とはいろんなタイミングがずれてくるので、「熱が引いたから大丈夫」って考えるのは禁物。数日間は「四六時中酔っ払っているもの」*1と考えて、足元をよく見て確実に行動するのが吉だと思う。


 前回、最低限度の↓をリストアップしてました。

  • 嘔吐対応の洗面器
  • のどの渇きに対応する飲料水
  • 消化が悪くなさそうな軽食品
  • 多量の発汗時に自力で着替えるための着替えを(下着だけでなく寝巻き全体で)一式
  • 連絡用の携帯電話。


 ……ただ、つらさを和らげるには環境整備が重要だと気づかされたので、↓を追加。

  • 石油ファンヒーター・オイルヒーターなど、(就寝時を除き)室温を20℃にキープできる加温機器。
  • ↓のように、非沸騰形かつ非超音波形で*2、湿度を55〜65%にキープできる加湿器。

パナソニック ハイブリッド(加熱気化)式加湿機 ブルー FE-KLE03-A

パナソニック ハイブリッド(加熱気化)式加湿機 ブルー FE-KLE03-A

  • 「温度調節機器」と「湿度調節機器」のうち、片方または両方が自動調節機能を持っていないときには、測定器があるといい。

  • 就寝時は別として、治療中と治療後数週間程度使うための、のど保護用マスク(サージカルマスク*3でも、防護マスク*4でも、濡れマスク*5でも、ガーゼマスク*6でもないもの)。

  • ずっと寝てると背中が痛くなるので、3日目以降に暇つぶしするための、本と音楽。


 もしも、夏場にさっぱり役に立たなかった冷風扇を持ってるなら、そいつは立派な「非加熱気化式加湿器」として使えます……ストーブからある程度離して、ストーブの熱を部屋に回すようにして冷風扇を使うと、これでも湿度を上げられます(てゆーか、うちでは実際に冷風扇で加湿中です)。
 あと、湿度を考えるときは「(温度によって分母と飽和水分量が変わってしまう)相対湿度」ではなくて「室内の総水分量」がキープできるようにすると管理しやすいです……ようするに加温優先で、温度をキープできたら加湿開始。夜にはヒーターをとめるから、そこでどんどん温度が下がって飽和量を超えた分が水滴になっちゃうので、朝方〜昼にかけては加湿大目・夜〜就寝時は加湿停止とやるのがよさそう。


 ……って、熱は下がったけど、咳はまだヒドいし、仕事は2.5日分遅れたし、メンテも1件すっぽかしてるし、週明けからタイトそうな予感がorz。

*1:タミフル75mg(Tamiflu75)じゃなくてもこうなると思う……。

*2:要するに、水を「温めずに気化させる」方法であること……これができないと、せっかく水道水に入っている「カルキ」がすぐに飛んで、カビた水を気化させる原因になりやすい。【アレルギーってなにそれ、美味しいの?】ってゆー健康な人であれば、ここはこだわらなくてもいいです。

*3:ゴムひもがくっついてない!とか、そーゆーあきれるほど低品質のものが出回りがちなので、これは信用しちゃだめ。

*4:N95クラスとか?ぴったりフィットするのを選び出して、かつ正しく付けるための技術を習得し終わるころには、もうインフルエンザのピークが過ぎてるんじゃないかと思う……ちょっと頑張るポイントがずれている気がする。

*5:呼気の湿気と適度な水分補給のほうが役に立つと思う。

*6:自重が重いと、手でずり上げる必要があって「手が口元に触れる」原因になる。口元に手を接触させないことこそがマスクの役目なのに……それじゃ本末転倒だし。