ONKYO/SE-U55SX2が出た。

(未来:「ONKYO D/Aコンバーター DAC-1000」みたいなのが、せいぜい3万円未満で買えるようにならないと……。 - 雑記/えもじならべあそび)
(未来:ONKYOがSE-U55SX2なんてフザケたものしか作れなかったのは、裏で「ヤることはヤってた」からみたいだね……これは◎。 - 雑記/えもじならべあそび)
(関連:(memo)「かんがえなしですオーディオ」は、誰のために書いているのか。 - 雑記/えもじならべあそび)


 単なる焼き直しの予感。

 ……ってゆーか、↓を直しただけなんじゃないのかなぁ。


 クロック精度の「使い方」とか、そこら辺は何もかわってない予感がする*1……ので、たぶん55SXユーザーにとっては『買い換える価値なし』なんだと思う。
 RATOCのやり方をパクッてみた……とか、ASYNC対応になったとか、USB AudioClass2.0対応になった……とか、そーゆー時間軸的なところの改善は全然ないッぽい。
 ……まぁ、どうせ3年くらい掛かるんだろうから、のんびり気長に待つつもりだけれど*2Denonとは全く異なるベクトルに進化してるONKYOにとって、「時間軸」を無視するってどーよ?それってVLSCの動作原理と矛盾してない?とか思ってみたり。

*1:どぶ川の下流に消毒剤を撒いてるだけで、上流を掃除しようとしない……って姿勢は、55SX2でも変わってないし、ほかのほとんどのUSB-DACも変わってない。日本の三流会社がよくやる「ハリボテ方式の」品質管理手法と同じで、こーゆー「真の発生源(USB2.0USB1.1変換部分)」を放置する考え方は、個人的には許容しがたいし、USB-DACについては「ネック工程を放置した対策」だと効果が薄いってゆー問題もある。

*2:AutoGEQの件だって、普及機へと中性能のAutoGEQが普及するのに3年掛かってるからなぁ……ってことで、今回のネタだって、いきなり全部が時間軸補正を真面目にやるという方向には行かなくて、3年とか掛かるんだろう?どうせ……とか思ってるところで。だいたい、DACにぶち込むクロックを10ppmクラスにしたところで、その前段で500ppmクラスのブレがあるのを放置してたら、意味ないじゃん……キットのUSB1.1 DACではわりと「水晶発振子を取り替えて音質向上!」とかやってる記事を見かけるけど、機序を無視して「下流に撒く消毒剤」をどんだけ増やしても、『上流から汚ねぇ水が流れてくる、どぶ川のまんま』だったら無意味じゃん!と思う。