すごく……おっきいです……。

(過去:新しいマウスが出た……すごく責任を感じる。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:WOWPEN JOY Pen Mouseを買った……けど、「小指球が乗らない」微妙な構造だった。 - 雑記/えもじならべあそび)


 MiniB端子付きで、お好きな長さのケーブルに付け替えて使えます。
 私はSサイズとMサイズの、ちょうど中間があれば欲しかった……のですが、構造から考えると「小さめだと支障が強く、大きめならなんとかなる」タイプの構造なので、Mサイズを発注しました。
 ただ、あとでSサイズも試してみたいと思う。

サンワダイレクト エルゴノミクスマウス つらい手首の痛みを解消!Mサイズ 400-MA026M

サンワダイレクト エルゴノミクスマウス つらい手首の痛みを解消!Mサイズ 400-MA026M

 投影面積は、奥行き方向が170mm、幅方向が120mmあります。あまりに大きすぎて、底面の接触面積も結構広い……ので、固定されていないマウスパッドの上で動かすと、マウスパッドが滑り出します^^;。


 投影面積全体が底面接触面積……というわけではなくて、幅方向の底面接触面積は60mmしかありません……あとの30mmずつは、ゆるやかに底面から離れるようにとカーブを描いています。
 こういう構造になっている理由は単純で、「小指球側を支点に、親指で引っ掛けてマウス全体を傾け、マウスポインタを反応させることなくマウス本体を動かす」ために、こうなっています。ポインタ移動をさせないためには、普通サイズのマウスでは「持ち上げる」のがセオリーですが、このマウスはそうすることができないので、代替動作を採用してる……というわけ。
 もっとも、コンパクトマウスを使ってきた人には、この代替操作自体のほうがかえっておなじみの操作だと思う……のですが、まさにそれと「同じ考え方」がそのまま活かせる……ってゆーアフォーダンスの実践的な活かし方は◎で、いわゆる「寸法工学」ではなく、きちんと「動作工学」になっているところがいいですね。
 ただし、底面からのカーブ部には「滑りやすくするための素材」が貼られておらず、そういう機能がデザインとしてしか組み込まれていない(=機能としての組み込みがない)ところは×ですね……もっと良く検討しようよ。


 ↓と比べて、角度は普通のマウスに近くなっています。腕の可動角度のうち、ちょうど真ん中あたり……傾きはだいたい10時半でしょうか。

エバーグリーン 人間工学に基づいたエルゴノミクスなペンマウス WOWPEN JOY Pen Mouse(Black)

エバーグリーン 人間工学に基づいたエルゴノミクスなペンマウス WOWPEN JOY Pen Mouse(Black)

 ↑で感じていた「前腕部と小指球側の痛み」はまったくなくて、ようやく「痛くないエルゴマウス」に出会った気がします。


 小指球も含めて、掌全体をマウスに載せるタイプなので、掌のうちどこかが痛む……ということとは無縁。
 その代償として、小指球や手の付け根を机に押し付けなきゃできないタイプの「細かな操作」は、アタリマエのようにできないです……いや実際には「手首の付け根に力を掛けてスイングすれば、横方向には細かくポインタを振れる」のですが、それを想定した造りになっていないようなので、これはできないと考えるほうが良いのかも。
 細かな操作ができなくても良いから、手指の痛みを防ぎたい……という、そーゆーときに選択するべきマウスです。


 なんとなく大丈夫そうな感触が強い……のだけれど、しばらく評価操作しないと解らない部分もあると思う……ので、結論はまだ出さないことにしようと思う。