ただいま捜索ちう。
audio-technica ヘッドホンアンプ AT-HA20
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
- 発売日: 2005/02/21
- メディア: エレクトロニクス
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こいつのノイズ対策は2種類ある。
電流を引き抜かないとノイズが乗るソース機器から、オンガクを引き出すとき──スルー出力端子に、負荷抵抗を付ける。
オーディオテクニカの中の人は「ライン挿入モニターなんだから、負荷抵抗が乗った機器をつないで、そっちの負荷抵抗でドライブすれば良いじゃん」って考えたらしい……あんたらはSTAX方式を見習う気がないのかと、小一時間(略)って感じの話。
変に送り出し機器を労わろうとするあまり、単体使用について全然考えてなかったのはなぜなんだろう……と。
そんなわけで、「送り出し機器側が、電流を引っ張り出さないとノイズを吐く」タイプの場合には、『スルー出力端子に、負荷抵抗を付ける』ってことをやらないと、ノイズが乗ってしまいます。
そんなときには、RCAピン♂と、47kΩくらいの抵抗器を2個ずつ使って、ダミーロードを作って付ければOK。
ただ、相対抵抗値の差が0.25%以内くらいじゃないと、あとあと面倒なことになる……ので、抵抗器は「5%精度のを100本パックで買って、DMMでペアになるものを探す」のが良いかと。買うなら秋月の100本パックで十分だと思う。
イヤフォンの感度が高すぎてボリウムを上げられず、-90dBのノイズレベルでは足りないとき──ヘッドフォンジャックに「可変ボリウム付きケーブル」をつけて、そこからイヤフォンを接続する。
素敵な記事があったので、詳しくは↓を参照のこと。
これは出力インピーダンスをわざとあげる目的で、アンプの出力端に固定抵抗を挿入する……ってゆー技の、派生版。ER-4SとER-4Pの差について調べたことがある人なら、すぐにピンと来る話だと思う。
イヤフォンによって「気になるノイズのレベルは変わってくる」ので、半田付けによる試作が面倒なときには便利。
……ただ、どうしても固定抵抗でやりたい!ッて人は、↓の記事最後尾にある「へたれ回路図」を参考にして「スイッチボックス」をつくってください。
「抵抗器2ペア+2Cスイッチ1個+ヘッドフォンジャック2個+収納用ケース」があれば、とりあえずは機能を果たせると思います。
これも、相対抵抗値の差が0.25%以内くらいじゃないと、あとあと面倒なことになる……ので以下略、と。
#82Ωとか100Ωの固定値で良いなら、「抵抗器1ペア+ヘッドフォンジャック2個+収納用ケース」で良くなるので、話は少し単純になるかも。