FKB7628-801を酒の肴にしてみる。
なんかこう、今までいろいろと「観賞用キーボード」を買った気がするのだけれど、FKB7628-801はやっぱり「設計が美しい」ンだよなぁ……と思う。
たった2個のキーと、キーボードのヒンジだけについて延々グダグダと書いてるくせに、そーゆー細かなところとは別の、根っこにある「芯の通った部分」ってのが、キーボードのデザインに上手くにじみ出てる気がするんだよねぇ。
で、これを愛でていて、ふと思った……のだけれど。
以下に掲げるものが、【親指シフト界隈全体にとって】必要か、不要か……ってところが、ちょっと気になりました。
主観でも何でも良いので、思うところがある方はコメントをいただければ、と。
FMV-KB613 | 最後の「親指非共用」タイプキーボード |
OASYS V | 親指ノートでオプション扱いされてるワープロソフト |
Wikipediaにある、FKB8579-661EVの写真 | いかにも「古いもの代表」的デザインのキーボードが載った写真 |
……個人的には、こいつらは「20世紀に置いてくるべき」なんじゃないかと思う。
21世紀らしい「これからのNICOLA」を象徴するには、もっと「今を生きている、若い息吹を感じさせる」ものが並んでいるほうが良いような。
べつに「古いからダメ」って全否定する必要は、もちろんない(ってゆーか、今も「NICOLAキーボード」は「専用機キーボード」の意思を引き継ぎきれていないと思う)けど、それは「裏側でやればいい話」であって、「いまNICOLAに興味を持った人」の興味関心を増大させるためには、あまり役に立たないように感じる。
むしろ、「富士通はやる気があって、それを支えるたくさんのソフトもある」ってゆー、まさに「今」を切り取って提示するほうが、使い手にとって「未来がある」と感じるのではないか、と思う。
もしもPS/2 NICOLAキーボードや、あるいはOASYS Vの維持に費やしていたリソースを、全て「JapanistとUSB NICOLAキーボード」へと振り向ける*1ことができれば、あるいは「Japanist/64」とか「USB NICOLAキーボードの高頻度リリース」が可能になるのではないか……と考えると、そういう検討をはじめる時期に入っているのかも、と感じてみたり。