(memo)指に記憶は宿るし、指は口ほどにウルサいし、指は悲鳴も上げる……けど、指は「喋って」くれないと思う。

指に記憶は宿る。

 ……運動性記憶、ってゆー意味で、ね。
 この「運動性記憶」って言葉、当初は勝手造語のつもりだった……のだけれど、Webで探すとそれなりに用例あるみたいなので、どうやら「勝手」にはなってなかったらしく……その点にホッとしていたり。

指は口ほどにウルサい。

 ……配列組みをしてると、指が勝手に「誤打」することがある……しかも同じカナを打とうとして、同じ位置を「誤って」打ってしまう。
 そこに実際カナをおくと、ピタリと「その手の誤打」がおさまる……なんてことを半月くらい繰り返してきたから、おもわず「指は口ほどにウルサい」んだな……なんて感じてしまうわけで。
 #かえであすかでは、清濁「隣」置ってのを採用した……けど、「隣」の候補なんていくつもあるわけで、その中の「どこが良いのか」ってのを探すうえでは、結局こういう感触をそのまま採用してきた*1んですよね……。

指は悲鳴も上げる。

 ……あわない配列を延々使ってると、声はあげないけど、まさに「悲鳴」と呼ぶしかない状態になる。
 そんなとき、「指が悲鳴を上げないレベルにまで、その配列の使用頻度を下げる」必要があって、別配列への移行をめざす(→結局は「併用」というかたちで落ち着く)んだろうな、と。
 「速度を上げたい」って想いで別配列への移行を目指すヒトは、たぶんこう感じることはない……のだろうけれども、「手指が危機的状況に陥ってるのを回避するために」別配列への移行を目指すヒトなら、こう表現する「感触」に、心当たりがあるのではないかと思う。

指は「喋って」くれない。

 ……なんていうんだろう。
 仮に、分速数百かな位で打てたとしても、たぶん「指は、喋らない」と思うんじゃないかな……。
 「紡ぐ」「弾く」「奏でる」とかはありそうだけれど、どうにも「喋る」って発想には至らないんだよなぁ……。
 

*1:……だから【んがなしあすか配列】って名前にした……って訳ではないんですけど、実質それが当たってるから、もー何も言いようがなくて。