「○○入力法こそ、最も速習できる配列だ!」は、常にインチキ。
……って、タイトルは過激なんだけど、まだ検証には至ってない部分ばかりで。
── | 論文において採用した入力法 | いまのところ、おもいあたるソース |
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音順練習 | M式ほか | 「50音ソフト」用に提供されてる教材(フリー版か、ソフト付属だったと記憶してる) |
vertical method | Qwertyローマ字入力ほか | シャープのローマ字入力論文 |
horizontal method | 親指シフトほか | ソフトウェア「親指シフト練習」 |
実際のところ、3方式の論文について「当時、実際の検証に使った、練習用の教材」そのもののコピーとかは論文添付ではないので、検証は難しいです。
ただ、そこには「それぞれが異なる手順に沿って検証したから、それぞれに結果が違った」という事実があるのだから、当然「間に挟まる、関数が結果を歪めた」ことは間違いないわけで、そこについてもっと調べてみる必要があります。
比較手段として一番確実なのは、たぶん【増田式を使って、大規模実験】なんだろうけど、これはパブリックドメインじゃないから無理だし……。
なんかこう、パブリックドメインかそれに近い方法で、配列の別にとらわれることなく等しい効果がある方法、作り出さなきゃダメなんだろうなぁ……。
#こういうときの「かえで式」は、【50音ソフト(M式)にとって有利すぎ】なのが確実だから、使いものにならないし。
いずれにせよ、「再現性のある実験」ができるように、すこしずつこういった「実験条件が揃ってない部分」について、明らかにしていきたい。
……だって、せめて「知りうる限り条件を揃える」くらいしなきゃ、「実験」にならないでしょ。実際には「それでも足りない」気がするけど。
その前提をも忘れて「○○入力法こそ、最も速習できる配列だ!」とか言われた日には、「それは科学的にメソッドを決めてから、検証とやらをしたんですか?」って聞いてみたくなるのが、普通の姿だとおもうんだよね……。
こーゆー姿勢って、何か間違っているのかしら。