(memo)flick(フリック)入力の「1フリック」は、何打鍵分に相当するか?

 ……何の資料も見ずに書いてる、ちょーざっくりとした感覚、だけれど。

  • Down-thumbで0.5打鍵。
  • flick-thumbで0.6打鍵*1
  • Up-thumbで0.5打鍵。
  • フリックの有無に関係なく「濁点・半濁点・小書き化」のコストが、計20%だから0.2打鍵。

……と、こんな感じじゃないかと。
 フリックするところは1.8打鍵/かなで、フリックしないところ(あ段)は1.2打鍵/かな×16%とかだから、総合効率はQwertyローマ字入力と同等の、1.7打鍵/かな位になるかと。
 既知の配列だと、「カシス配列」同等で、「Kodame携帯配列」と「かえで携帯配列(改)」よりはよい……という感じ、かな。


 私は「flickは優れてるけど嫌い」って言うのだけれど、それは「効率部分」については上記のようなものだし、「感触部分」については【ハードキーじゃないのがヤだ】ってゆー話だからなぁ……。
 もしもここの日記を見て「flickってイイの?」とか思ってる人が居たら、「貴方が使ってみて気に入っているなら、それは素直に優れてるんだと理解していいよ。それが【あなた自身にとっては間違いなく】正解なんだから。」と言いたいところ。
 人の好き好みなんて様々だから、「相沢かえではflickが好きじゃない」ってことなんか、フツーに無視して使えばいいだけの話*2だし。

*1:2010年8月30日……いまさら気づいたのだけれど、「あ段以外の出現回数」は80%弱なので、フリックコストは0.6打鍵じゃなく、約0.8打鍵になると思う。

*2:「誰にとっても優れているといえる入力法が、この世には存在するんだ!」ってゆー前提に立ってると、私が言ってることは理解できないかも。私にとっての入力法優劣とは「数値上の効率よりも、相性によって大きく左右される」ものなんですよね……。