(memo)かえで式ローマ字記法(ローマ字綴り)メモ2。

(未来:(memo)「ひらがなCV+英字(orカタカナ)C」ルールで表現できる、日本人が(超頑張れば)認知できそうな音の組み合わせって……。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:(memo)人工言語を作ってみたい病が再発するたびに、30秒で「やっぱ無理。」って放り投げてしまう自分が、ここにいるわけで……。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:(memo)かえで式ローマ字記法(ローマ字綴り)メモ。 - 雑記/えもじならべあそび)


 基本的に、前回の微改定をしただけ。
 通用するかどうか、という点はまったく考慮していない点に注意。
 ※このルールが通用しない場面でこのつづりを使うことは、激しく非推奨。*1

a i u e o ia iu ie io ua ui ue uo (na) (ni) (nu) (ne) (no)
* A I U E O Ya Yu Ye Yo Wa Wi We Wo
K Ka Ki Ku Ke Ko Kya Kyu Kye Kyo Kwa Kwi Kwe Kwo
G Ga Gi Gu Ge Go Gya Gyu Gye Gyo Gwa Gwi Gwe Gwo (nGa) (nGi) (nGu) (nGe) (nGo)
S Sa Si Su Se So Sya Syu Sye Syo Swa Swi Swe Swo
Z Za Zi Zu Ze Zo Zya Zyu Zye Zyo Zwa Zwi Zwe Zwo
T Ta Ti Tu Te To Tya Tyu Tye Tyo Twa Twi Twe Two
D Da Di Du De Do Dya Dyu Dye Dyo Dwa Dwi Dwe Dwo
N Na Ni Nu Ne No Nya Nyu Nye Nyo Nwa Nwi Nwe Nwo
H Ha Hi Hu He Ho Hya Hyu Hye Hyo Hwa Hwi Hwe Hwo
B Ba Bi Bu Be Bo Bya Byu Bye Byo Bwa Bwi Bwe Bwo
P Pa Pi Pu Pe Po Pya Pyu Pye Pyo Pwa Pwi Pwe Pwo
M Ma Mi Mu Me Mo Mya Myu Mye Myo Mwa Mwi Mwe Mwo
R Ra Ri Ru Re Ro Rya Ryu Rye Ryo Rwa Rwi Rwe Rwo
  • 大文字と小文字の関係は、常にこのとおりとする。*2
  • 「C*」「F*」「J*」「L*」「Q*」「V*」「X*」は、意味や使われ方に関係なく常に「Ky*」「Hw*」「Zy*」「Rw*」「Kw*」「Bw*」「Sw*」に変換してから扱う*3
  • 「*aa」「*ai」「*au」「*ae」「*ao」「*ia」「*ii」「*iu」「*ie」「*io」「*ua」「*ui」「*uu」「*ue」「*uo」「*ea」「*ei」「*eu」「*ee」「*eo」「*oa」「*oi」「*ou」「*oe」「*oo」「*an」「*in」「*un」「*en」「*on」「*aan」「*ain」「*aun」「*aen」「*aon」「*ian」「*iin」「*iun」「*ien」「*ion」「*uan」「*uin」「*uun」「*uen」「*uon」「*ean」「*ein」「*eun」「*een」「*eon」「*oan」「*oin」「*oun」「*oen」「*oon」は、意味や使われ方に関係なく常に「*aa」「*ai」「*au」「*ae」「*ao」「*ia」「*ii」「*iu」「*ie」「*io」「*ua」「*ui」「*uu」「*ue」「*uo」「*ea」「*ei」「*eu」「*ee」「*eo」「*oa」「*oi」「*ou」「*oe」「*oo」「*an」「*in」「*un」「*en」「*on」「*aan」「*ain」「*aun」「*aen」「*aon」「*ian」「*iin」「*iun」「*ien」「*ion」「*uan」「*uin」「*uun」「*uen」「*uon」「*ean」「*ein」「*eun」「*een」「*eon」「*oan」「*oin」「*oun」「*oen」「*oon」と書く。*4
  • 「*っ」は、意味や使われ方に関係なく常に「*;」と書く。
  • 「*ー」は、意味や使われ方に関係なく常に「*:」と書く。
  • 「・(中黒)」は、常に「/」と書く。
  • 「、(読点)」は、常に「,」と書く。
  • 「。(句点)」は、常に「.」と書く。
  • 「「(カギかっこ開き)」は、常に「[」と書く。
  • 「」(カギかっこ閉じ)」は、常に「]」と書く。
  • セパレータ(文節区切り)を明示するときは、「 」を用いても良い(ただし、かな文字には対応させない)。
  • 文頭の「字下げ」は、この表記法では定義しない。かな→ローマ字では全て落とし、ローマ字→かなでは「常にあり」として補完する。
  • この変換ルールで扱えないつづりは、絶対に変換せず、もとのつづりのまま扱う。*5
  • 1文字ずつ先頭を大文字で書いているが、誤読の恐れがなければ小文字で書いてもよい。


 以下例示。

  • nihongonyuuryoku → NiHonGoNyuuRyoKu
  • ro-majinyuuryoku → Ro:MaZiNyuuRyoku
  • mattakukouryositeinai → Ma;TaKuKouRyoSiTeiNai *6
  • iretatenootya → IReTa TeNooTya *7
  • ao/kiiro/akagaaru → Ao/KiiRo/Aka GaaRu *8


 ……使いやすいかどうか、といわれれば「使いにくいでしょ」といわざるを得ない話。これは前回と変わらず。
 もともと、「Multi-bytes文字が通らないシステム向けに、かな代替文字を突っ込むための個人ルール」として使ってるだけ、なので、特に「書きやすさ」は無視してます……。

*1:ウザったい問題とかに巻き込まれたりするのは、正直勘弁してほしいところなので……。

*2:前回とは違い「*;→*っ」と「*:→*ー」という変換規則のため、大文字と小文字の規則性を崩しても、たとえば「tama」(たま)や「kawa」(かわ)のカナ下しは確定でき、ルールとして破綻しない。けど、見易さを考えると大文字と小文字の規則性はそのままにして欲しいところ。

*3:カナをローマ字つづりへと変換するときには、短縮形を使わない。

*4:「*{a|i|u|e|o}{a|i|u|e|o}」か「*{a|i|u|e|o}{a|i|u|e|o}n」と書くほうがいい……のだろうか。

*5:たとえば、「^」を連母音に展開したり、「-」を長音に変換したり……という文字は、このルールでは未処理のままとする。

*6:意味に関係なくつづるため、「SiTeINai」ではなく「SiTeiNai」。どうしても区切りたいときは「SiTe INai」とすること。

*7:あえて「入れた手のお茶」と区切りたい場合の話……。あと、「ての/おちゃ」を区切りたいときは、 TeNo OTya とする。

*8:「が/ある」をセパレートするときは、 Ao/KiiRo/Aka Ga ARu とする。