その「配列」は、何円なのか。
今、日本の企業が従業員に支払う「時給換算賃金」って、1時間あたり1622円らしい。
で、飛鳥であればこれに2万時間を掛けると……32,440,000円、か。
……普通の会社で「けん盤配列を作りたいので、さんぜんまんえんか、にまんじかんをください。」とか言ったら……絶対ぶっ飛ばされるに決まってるよなorz。
日本語用のフォントを作るにはン億掛かる……とかいう話を聞いた気もするのだけれど、けん盤配列にも開発コストは結構かかるんだなぁ……と。
で、同じ親指シフト系でも「かえで****あすか」の場合は……40日×2時間も行ってないから、投資時間を金額に換算すると……十万円くらいかしら。
いいキーボードを買っても「キーボードが持ち込めないと意味がない」ってことがあるけど、その呪縛に縛られないですんでいる……という意味では、既に「つぎ込んだ時間分の、元は取れている*1」のかも。
……まぁ、こんな短時間で済んでるのは「人様の研究成果にただ乗りしてるから*2」なんだけどね……。
#今回出した「完成祝賀金」には、こういう「ただ乗り部分の清算」ッぽい意図も含んでいたり。
「本人の体にあった、使いやすいけん盤配列*3」を使うことで、VDT障害とか時間の浪費とかを防ぐことが出来る……としても、いまはそれを金額換算する方法が無い*4から、こういうところを効果金額として示すのは難しいのかも。
*1:自分好みの物理けん盤を作るのは金銭的に無理があっても、自分好みの論理けん盤配列は製作可能&複製可能……ってところが、このあたりのコストのきめる鍵になる、のかも。
*2:もっとも、けん盤配列って「相互ただ乗り」みたいなコトを経由しないと、絶対に進歩するわけが無い……から、今みたいに「研究成果は惜しげもなく披露してしまう」方法が、一番あっている気はするけど。一人でやっていると「ドツボにはまる」ことがあって危険だから、相互に意見交換しつつ進行するという「今のやり方」が、一番安全で高効率だろうな……と。
*3:これはもちろん「たった一つのけん盤配列」があれば、全員の要求を満たせる……ってわけじゃない点に注意。
*4:自称配列屋としては、さすがに「ロマかな比で○倍速くなります!」みたいなインチキ計算はしたくないんです。学習初期なら打鍵数比分の効率差が出てもおかしくはないけど、「よく慣れたローマ字入力」と「よく慣れた高効率入力法」の打鍵「時間」差って、そう大きく変わるものじゃないし。残りが全部打鍵「強度」差となって現れて、この「強度」の部分が金額換算しづらいから、話がややこしくなるんですよね……。