僕は「変える」コトになんて期待して無い。「とっかえ引っ返して、両方の良いトコが活かせる」コトを期待してる。

 たとえば、政治。
 私は基本、「特定の政党をずーッと支持する」ってコトはしません。
 政治の世界に限ったことじゃないけど、「良いライバル」がいると伸びる……ってゆー、そういう効果を、政治にも期待したいところで。
 始めはやり方が解らなくて「水増し議員*1」が増えたり「ばら撒き合戦*2」になってしまうのも仕方が無い……と思うのだけれど、これから先、何度も政権の交代を繰り返していくうちに「いかにも日本らしく、日本の土壌にあった、あたらしい政治の進め方」ってのが、きちんと見えてくるんじゃないかな……と。


 たとえば、文字入力。
 私は基本、「特定の配列をずーッと支持する」ってコトはしません。
 けん盤配列に限ったことじゃないけど、「得意分野ばかりじゃない」から……ってゆー、そういうアタリマエのコトを、わざわざ否定する気はないし。
 始めはやり方が解らなくて「水増し配列*3」が増えたり「泥沼の批判合戦*4」になっていたのは仕方が無い……と思うのだけれど、これから先、何度も配列を乗り換えてきた方のうち多くが「要は手順が違うだけなのだから、時と場合に応じて、好きなように使えばいいじゃん」ってところに気づいてくれるんじゃないかな……と。

546 :名無しさん:2009/09/01(火) 15:01:44 0
日本語キー配列の歴史は俺たちが作る(キリッ


(from http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/pc/1237645593/546 )

 歴史は「作る」というよりも、「刻まれてゆく」と解釈するほうが、より自然なのかもしれません。
 始めて「和文用タイプライター」が作られたその瞬間から始まり、今に至るまでずっと、日本語キー配列の歴史は刻々と刻まれてきている……と。
 発表/発言する場所がどこであるか、ということには関係なしに、これは事実として残っていくわけで。
 ……もっとも、歴史の「1ページとして」刻まれるか?というところについては、近年の配列についてまとめるのがひどく大変になりそうなので、ここを期待するのは難しいところかも。
 #正直、親指シフトとか新JISのあたりですらも、結構面倒なことになりそうですし……そして、ここ数年の動向に至っては、私にとっても把握し切れていない気がする話だったり。


 ……そういえば、ふと思い出したことが。
 例の「情報処理装置用キーボード配列」って、一体どうなったんでしょうねぇ……。
 まさか、原案を作ろうとしている方々が、いまだに「単一の情報処理装置用キーボード配列を作れば、それで万事解決じゃんwwww」なんて妄想を持ち続けてるのかどうかは、どうにも見えてこない……のだけれど、アレから何の動きも無いようなので、正直よく解らないんですよね……。
 どうせ、なにを規格にしたところで「一つの置き換え用配列」を規定しただけじゃ意味がない……ってことは、「配列の性能自体には全く関係なく」真であるはずなのだから、そういうところをきちんと考慮したうえで、それに対応しうるアクションをとって欲しい気がしていたり。
 すごく個人的な希望だと、ミニマムな要求として

  • (新JISかなで規格落ちしていた)タイムシフトが使えること。
  • 2親指シフトキーがつかえること。
  • 表・裏・逆のシフト面について「自由に文字を割り当て」できること。

の3点さえ満たされれば、「かえで****あすかを使うには十分幸せ」だったりする……のだけれど、そんな個人的な要求だけ満たされても、「私からみたときに、多くの人にとって幸せであると思える状況ではない」だけに、こういう中途半端なやり方はさすがに歓迎できないかも。
 実際、あれから動きがあったのであれば、ぜひ知りたいところなのですが……うーむ。

*1:「なんとかチルドレン」って表現は、2回目に当選してから使うほうがいいんじゃないかと思ってみたり。それまではあくまでも「水増し議員」だと思う。今回の選挙で「水増し議員」から「政治家」へと成長した人もいるみたいだし、今回「水増し議員」として当選した人たちには「政治家」へと成長するためにがんばって欲しいなぁ……選挙って、きっかけは「集団」かもしれないけど、次に必要なのは「個人としてのチカラ」だと思うから。

*2:これが「システムとしての、富める者から貧しいものへの再分配」ならわかるけど、そうなっていない「あとで税回収するものを、今配ってしまおうwww」みたいなのはマヤカシっぽくてヤだな、という気はする。

*3:これは「コンセプト配列」とか言って私が乱発していたわけですが……orz。

*4:そういえば、ここ数年はリアルタイムに「泥沼の批判合戦」を見かけるような機会が、ほとんどなくなったような気がしています。……って、そもそも「真剣に批判しようとして資料を揃えると、なぜかその配列に惚れてしまう」なんて状況に陥っても不思議じゃない(≒調べてないからこそ批判合戦ができる、とも)だけに、もともと「マトモな批判」自体がほとんど無理難題だったりするわけですが。