そこに「飛鳥系」も加えてあげてくださいな、と。

 ……もちろん「全部において」って話じゃなくて、以下でいうところの382さん発言部分について。

375 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/07/28(火) 13:55:39 0
下駄配列ってどれくらいの期間練習すれば覚えれるんだろう。


376 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 16:41:05 0
んなもん人それぞれだろ。


377 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 20:21:41 0
配列スレでその手の質問って、やらない人ほど聞きたがるよね


378 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 23:17:33 0
下駄配列は範囲が小さいし、
規則的に並んでいるから(拗音シフト)
ほかのかな配列よりも覚えやすいと思うよ
怖がらずに試してみれば?


379 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/30(木) 11:43:32 0
範囲は関係なかろ。覚えにゃならん文字数が減るわけじゃないんだから。


380 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/30(木) 18:05:17 0
逆に濁点を付けるには薬指で・・・とかって頭で処理しなきゃいかんから
覚える(何も考えずに打てるようになる)にはそれはそれで時間かかるしね。


381 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/30(木) 20:26:54 0
正直、下駄が他の配列より覚えやすいとか覚えにくいとか思う思考が理解できん。
配列の覚えやすさなんて何でも同じだろう。
(行段系とか規則的な配列は別)


382 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 10:38:19 0
標準月みたいな、Qwertyローマ字と同じ作法(ベタベタロールオーバー)で打てる配列と、
同時打鍵がある配列はまたちょっと違うんじゃないかな。指使いが違うから。
親指同時打鍵と文字鍵同時打鍵でも違うかも知れないな、脳の慣れやすさ。


(from 快適!下駄配列その1 )

 単語とかを打っているところでは、そう感じることはあまりない……のだけれど、飛鳥系は(やろうと思えば)特定の言い回しを「ベタベタロールオーバー」的に打鍵することもできる、と。


 この打鍵方法、実際行儀は良くない……のだけれど、私はどーにも、この癖が抜けなかったんですよね……。
 #ってゆーか、配列が「そういう動きをアフォードする」んだから、まぁ当たり前のように「癖が抜けるはずがない」というところもあると思うのだけれど。


 ロールオーバー打ちをせず、きちんと一打鍵ごとにキーから指を離す……というのであれば、「同時打鍵で始まり、連続シフトを許容する」ロジックが向いてるのかも*1
 私の場合は「親指シフトキーは普通のシフトキー的に動いていて、あとは文字キーが数十ミリ秒遅れて判定されてくれれば、それでいいよ。*2」なんて感じてしまうのだけれど、こういう風に感じるのは「ロールオーバー打ちだから」というところもあるのかな……なんて考えていたり。


 よろしければ〜スレッドでも、同時打鍵がどうこう……という話題があって、いまちょうど面白いところなのだけれど、飛鳥のように「なんかかわった」配列があったり、「かえであすか」のように「なんかへん」なロジックを別定義していたり……ってところを使い続けてきた身としては、こういうあたりの話を「ズバッと単純に切り分ける」ことが、すごく難しいように感じてしまいます。
 私個人としては、可能な限り単純に説明していきたい*3……のですが、少なくとも私は「同時打鍵に連続シフトをアドオンしたもの」と、「タイムシフト」との差について、その挙動自体ではない「とらえかた・レッテル貼り」について、簡単に説明するのは無理があるのかなぁ……と考えていたりします。


 ……そういえば。
 「飛鳥カナ配列」と、「かえであすか」について、一つ「設計上の違い」があるのを思い出した。
 飛鳥は「タイプライタ的打鍵法(=非ロールオーバー打ち、標準打鍵法)」で打つことを前提に作ってるはず。
 かえであすかはモロに「ロールオーバー依存」で打つことが前提……と。
 #このあたりは「どちらの打鍵法で評価打鍵を行ってきたのか」に依存して、勝手に決まってしまうのかも。

配列の覚えやすさについて。

  • 50音ルールがあれば、その分だけ連想が効くので「初期習得」は速くなる。
  • 50音ルールがなくても「行段ルール」があれば、行と段の掛け算による「全定義」ではなく、行と段の足し算した「組み合わせリスト」から覚えればいいので、「初期練習」は若干速くなる。
  • 両方ともないと「定義された文字数全部を覚えることになる」ので、そのぶん「初期修得」は遅くなる。
  • 清濁同置ルールがないと、分置された濁音とかを別に覚えなきゃいけないから「初期習得」の負担が重くなる。
  • 清拗同置ルールがないと、分置された拗音とかを別に覚えなきゃいけないから「初期習得」の負担が重くなる。

 ……とか、こんな感じなんじゃないかな、と。
 で、習得後の部分については、定義量が多ければ多いほど「忘れやすくなる」……と。


 個人的には「清濁同置かつ拗音別定義」の配列と、「清濁分置」の配列って、だいたい同じくらいの記憶負担度なんじゃないかな……とか考えていたり。
 ただ、私の場合は「かえでおどり配列」ですらも覚えられそうになかった……ので、もしかすると「ピンと来るかどうかで、そもそも(当人自身にとっての)習得負担が変わってくる」のかも、という気もしていたり。
 #そういう意味では、けん盤配列って「使用頻度によって、解の複雑さが変化しなければならない」代物だろうな……と思う。

*1:これは「繭姫」が採用してる方式。

*2:……と、こういう挙動なので「タイムシフト」って名前をつけた……と。

*3:んがなしもわかるようにしたい、のですよ。