ホンダとトヨタの「死闘」が始まった……と。
- 四半世紀先の電池をターゲットに、EVを作ろうと突き進んできたトヨタ。
- すぐ未来の電池をターゲットに、小型車市場での評価を根こそぎ取りにきたホンダ。
将来は必ず「シリーズ方式」が勝つ*1……のだけれど、それはあくまでも「充電方式」と「電池そのもの」に対する課題が解決された後の話。
そこにいたるアプローチが、「シリーズ&パラレル方式」のトヨタであったり、「パラレル方式」のホンダであったりする……と。
トヨタが「シリーズ&パラレル方式」を採用したのは、「未来の車から逆算して、今の車を作ろう」というアプローチなのかも。
対するホンダは「今すぐできるアプローチで、最も戦いやすい主戦場に攻め入ろう」としたわけで。
トヨタのやり方では小型車をマトモに作れないし、ホンダのやり方では突き進んでもシリーズ方式にたどり着かないし……という感じで、どっちもどっちという気はするけど……。
いずれにせよ、「プラズマvs液晶」の主戦場があるのと同じ理由で、たぶん中型車〜小型車の間にカテゴリが出来て、そこを中心に価格競争が始まるんだろうなぁ。と。
個人的には「660ccガソリンエンジン+モーター」とかでもいいと思う*2んですけどね。