親指シフトとは - はてなキーワードを編集。
親指シフトとは - はてなキーワードを編集してみた。
(from 親指シフトとは - はてなキーワード )
- *1:ホームポジションである文字キー8個と、シフトキー2個の組み合わせによる【いうんしてとのけきじでげぜみおなもっをあゅどばぎ】の使用率を、http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20070604/1180930739から求めた出現頻度に当てはめた計算値。244万かなのデータ量であるが、それでも個人のテキストが元となった出現頻度なので、語彙が偏っている可能性は高いという点に注意。
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実は【ホームポジションである文字キー8個】と数を明記したところが、ここでの肝だったり……私が見てきた限り、ホームポジションにQwerty:GとQwerty:Hを誤って含めている解説を、なぜかNICOLA(親指シフト)とDvorakについてのみ見かけた*1もので、どうしても気になってしまったんですよね……。
重要な文字がQwerty:GとQwerty:Hに乗っていると、そういう風に誤解してしまうのだろうか?とか考えたのだけれど、いまだに理由は判然とせず……という感じ。
……ちなみに、表示はされないのだけれど、コメントとしてこういうのを埋め込んでおいた。
記述メモ。「かえであすか配列」では、ホームポジション部の利用率が56%でした……って、ホームポジションの利用率だけでけん盤配列が語れば苦労はないんですけどねぇ……。
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実際の話、「ホームポジション率100%のけん盤配列」とかも作ろうと思えば作れます。
たとえば、JISかな系(63文字系)の配列を完全2打鍵化すれば、かな系配列として「親指シフトキーすら使わない、8つのキーでの完全ホームポジション打鍵」が可能です。
でも、それで打ちやすいのか?ということになると、当然「どう配字したかによって違う」とか「そもそも2打鍵化してまでホームポジションに収容する意味があるのか?」とかいう話が出てくるはずで……。
こう、交互打鍵率とか、ホームポジション率とか言うのは「結果としてそうなった」ということをあらわすには向いていても、設計指針としてそれを最優先にしてしまうのはちょっと違うかも……とか考えてしまったりします。
まぁ、真面目に評価打鍵をしまくっていたり、あるいはきちんと打鍵速度データを取った上で配列設計をしていたりすれば、あまり酷いことにはならない*2わけですが……それでも「好みの問題で変わってくる」要素などがあったりして、なかなか難しいところなのかも。
*1:NICOLAについてはややこしいことに、古瀬幸広さんが記述された「NICOLA派宣言」の時点で、既にこの問題が始まっています……始めの解説では間違っていないのに、練習テキスト部分で間違っていると言うのが、特にこの問題をややこしくしているような気がしていたり。「ホームポジションはホーム段に含まれるが、ホーム段の全てがホームポジションだと言うわけではない」というあたりの解説が欠落していたのかなぁ。あと、HIPPO.JTMさんによる「NICOLAには"50音表の論理"は不要なのだ」においては「ホームポジション=中段」という錯誤があって、より問題を重くしている気が。誤解を解くためには相当の期間が掛かるのかも……。ついでに、http://www.fmworld.net/oasysworld/cat/dgt06.htmlもホームポジションに関する前提が、なんか変。
*2:近年の配列が「数値至上主義」に近いスタンスを取っていてもなお、きちんと成立しうる理由は、結局のところ「評価打鍵の成果」に帰結すると思うわけで。評価打鍵はGA系のように「事前評価打鍵」を取るスタイルも適用可能だけれど、そういう配列についても「事後評価打鍵」が続けて行われていたりする事実を目の前にすると、手作業による評価・選別・配字変更と言うのは、どうしても無くすことは出来ないんだろうなぁ……と。