妄想は、いつの間にか現実になる……という法則。

(元ネタ:【まとめ】音の焦点を容易に調整するために必要な設備。 - 雑記/えもじならべあそび)


 タイトルは冗談、なのだけれど。

 グダグダになりながら見つけた*1↑な答えと同じものが、わずか5日後↓にMarantzから出ていた……と。

 ステレオ(2ch)再生用機器なのに4chアンプが載っていて、きちんとバイアンプ駆動できる……と。
 そこまではまだ「高級機ならありえる?話」なのだけれど、こいつはそういう価格帯じゃないのに、なおかつきちんと「片方のチャネルに±6dB調整機能を持たさせてある」のがポイント。
 きちんとデジベル管理で高低ユニットバランスの調整が出来る……というのは、やっぱり精神衛生上良いことだとおもう。
 こういう構成、きっとデジアン系では増えてくるんだろうなぁ……特に、従来はスピーカ側のユニット設計やネットワークで何とかしていた部分が「アンプ側の内蔵グラフィックイコライザ側で対処できるようになる」ので、31バンド4chグライコのチップが安価に製造できるようになれば、こっちのほうがかえって低コスト生産できる(&ROM焼きこみで後から誤差を補正して、品質管理上のバラつきをソフトウェア的に吸収できる)ようになると思う。
 #まぁ、それをやると「修理するのが大変になる」ンだけどね……ユニットの「個体差」は製造側で吸収して、ユニットの「平均的な癖」はグライコで取るのが主流になると思う。


 何かすごく既視感が……と思ったら、↓か。

 こっちでははやく「KB232スタイルのコンパクト版キーボード」が出て欲しいところなのだけれど。


 たどり着く答えは似ている……のかなぁ。
 ……うーん、個人的には↓の妄想が現実になってくれると、一番うれしい……のだけれど。

 やっぱ、まだまだかかるのかなぁ……。

(2008年11月10日0:01:44追記)そういえば。

 ……これも実現してたね。

 こっちはもともと「(環境音が強烈に出る)カーオーディオ界隈から価格破壊が進行してきた」らしく、ホームオーディオ向けとしてもカーオーディオ兼業メーカーからいくつか製品が出てきているようです。
 DriverackPAとは違って「AD変換&DA変換」のセットを経由しないので、鮮度的には「コンピュータ内部で処理するのとあまり変わらない(ジッタの影響だけは受ける)」という感じになりそう……結構いい感じになるんじゃないかと思う、というのが↓。

 だんだんと、廉価系のホームオーディオに「あってしかるべきもの」が揃い始めてきた気がする。

*1:……もっとも、現実的な答えとしては【「音の焦点」をプラセボ少なめで調整するための配線案(マニュアル・サウンド・フォーカスのための実験回路)。 - 雑記/えもじならべあそび】と変わっていないから、そこから視ると丸1年掛かっているともいえるのだけれど。

*2:DACとアンプを買おうか……と迷っていたところなので、実は結構欲しかったり。これ1台で「DAC+プリアンプ+2chメインアンプ2台」が満たせるとなると、コストパフォーマンスは十分ですし……。