(TitleOnly)行段系を練習するときには「かな表記の50音順シート」を。かな系を練習するときには「ローマ字表記の50音順シート」を。
(関連:2008-10-22 - 雑記/えもじならべあそび)
……ってのは極端すぎるか。ただし、
- かな系→行段系(ロマかな含む)の移行時には、ローマ字綴りを標識文字として使わない練習法を用いるほうが「少ない負担で習得できる」のかも*1。
- 行段系(ロマかな含む)→かな系の移行時には、ローマ字綴りを標識文字として使う練習法を用いるほうが「少ない負担で習得できる」のかも*2。
というあたりは、たぶん偽ではないと思う*3。
行段系→行段系の移行時か、かな系→かな系の移行時なら必要ない話か。
……さすがに「50音順」を含めるべきかどうか、というところは人によって違うだろうけれども*4。
はるか昔、「ローマ字入力使いはどうこう」とか「かな入力使いはどうこう」とかいう話があったけれども、そもそもそれって「打鍵手順が違うだけ」というのが根本的かつ唯一の違いなのかも。
その上に乗っかっている「かな・ローマ字という標識文字」については【そもそも練習法自体をすり替えれば、どちらにでも化けてしまう代物】だったりする*5わけで……標識文字を指して「○○系入力法使いは云々……」という話は、このあたりの分別に失敗していたから発生したのかも。
いまさらになって思えば「なんだかなぁ……^^;」という話だったような。
*1:これはある意味「増田式」そのものか。ローマ字を使わずにロマかなをやったりするあたりが、まさにそれ。
*2:これは私がNICOLAや飛鳥をやったときの方法。【NICOLAから飛鳥カナ配列への移行記録。 ( ニコラから飛鳥への移行記録。 )】とか。
*3:少なくとも、かな←→ローマ字の変換乗り換えを「けん盤配列乗換えと同時進行で」やる必要なんて、どこにもないと思うわけで。「一緒にやらなきゃダメ!」ってのは、単なる思い込みに過ぎないのかも……と。そういう常識?を取り払えば、かな系←→行段系の配列乗り換えコストはずっと低くなると思う。
*4:私はここも役立つと思う……けれども、「誰にとってもイケる」というわけではなさそう。
*5:私が親指シフト系への乗り換えに成功した理由のうち、もしかするとほとんどが「文字表示をローマ字で書いた状態で練習し始めたから」なのかも、と思うときすらあります。大きな壁を「2つの階段」へと置換したからこそ、(それまで何回チャレンジしてもダメだった)移行計画が成功した……のかも。その分だけ配列のアラが見えやすくなるから、いろいろな意味で微妙かも……という気はするけれども、それは配列側の責任であって練習法の責任じゃないし。