電子ペーパーメモ。

 はい来た。

 消耗品ビジネスと家電系ビジネスの両方に首を突っ込んでいる「ブラザーらしい」やり方だと思う。
 PDFを扱えるところは「ビジネス向け」では必須だから、これはがんばったなぁ……と思うのだけれど、それとは別に「プリンタ技術を応用した画像化をしてから表示」というところと「ボタンインターフェースの数が極めて少ない(想定していた機能をほぼ踏襲している)」あたりが特に◎。きちんと現実を直視しているところもブラザーらしい。
 個人的にはこういう「(機能もボタンも挙動も絞り込んだ)単純&安直なインターフェースが、紙代替デバイスにはいちばん向いている」と思っていたのだけれど、実際に試作品として出ているのを見ると「やっぱり間違ってなかったな」と思うんですよね。

  • 「それが壊れたときに、また同じ考えのものを買いたくなる。」
  • 「それが気に入ったから、ほかの部署でも使いたいとおもう。」

 ……と、こういうプロセスを経て「十分に数が出て量産効果が表れる」だろうと期待。