Google Chrome、たぶん○。

(参考:窓の杜 - 【特別企画】注目のGoogle製Webブラウザー「Google Chrome」を試す)
(過去:はじめて「非拡張ローマ字入力に関する、美しい擁護」を拝見した。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:メモ。 - 雑記/えもじならべあそび)
(参考:URLを意識しなくなる日 (1/3) - ITmedia エンタープライズ)


 ……いよいよ来たか、という感じ。
 個人的には「安全性確保のためにURLのパスを表示する」というのは意味がほとんどないと思っている(少なくとも、URLの構造を知らない方にとっては、既に意味がない)ので、URLを隠蔽化するための第一歩になるのではないかと感じています。


 Windows標準のウィンドウ描画方法を使っていない?らしく、Windows XPではタスクバーを使って「ウィンドウを並べ替える」ということができない……というところは微妙なものの、それによって「タブをウィンドウ外におくと別ウィンドウ起動」になったり、「タブをほかのGoogle Chromeから移してくるとタブ移動」が出来たり……と、ちょっと変わった操作性になっています。
 タブがアプリケーションウィンドウの一番上にあるのは、「従来のようなMDI的挙動であったらまずい」気がするのですが、今回のような挙動にとっては「むしろ自然」なので、これはこれでいいと思います。


 ただ、URLウィンドウと検索ウインドウを完全に統合しちゃったところは『すごく中途半端』でヤな感じ。
 検索ウィンドウをクリックしたときには「表示している(キーワードを除く)URL記述部分を一旦消去する(全選択では解として直感的ではない)」とか、そういったことをしてくれないと「検索ウィンドウとしては使いづらい」のだけれど、それをすると今度は「URLを直接弄れない」ところが不便だし……という感じで、まだこのあたりの制御についてこなれていない部分があるように思います。
 今とりあえず使ってみたところなのですが、現状ではfirefoxへと戻すでしょうね……ただし、今後の展開には期待したいところです。