非連続シフト(小梅)と連続シフト(飛鳥)。

 検証用の計算はしていないので、メモ同然の状態です。

非連続シフト。

  • 1-gram重視でアンシフトに1-gramの高頻度出現文字を寄せる。
  • シフトキー押下回数を減らす*1ことによって「指先だけ」動作を増やす&「手首・腕ごと」動作を減らす設計。

連続シフト。

  • 2-gram重視で同シフト面に2-gramの高頻度連接文字を寄せる。
  • シフト状態変移回数を減らす*2ことによって「指先だけ」動作を増やす&「手首・腕ごと」動作を減らす設計。

2008年8月23日12:32:59追記。

 このメモには根本的な間違いがありました……詳しくはコメント部分をご覧ください。

*1:2008年8月20日23:13:32追記:小梅がこの方針を採って後述の結果を目指している、というところは、作業改善ネタ的には「まさに王道」だと思う。「MODAPTS」というものについて書かれたページを読んでから、NICOLA→新JIS→TRON→小梅の順にドキュメントを見ていくと、このあたりのイメージが掴みやすくなると思う。

*2:2008年8月20日23:13:32追記:飛鳥がこの方針を採って後述の結果を目指している、というところは、作業改善ネタ的には「まさかの奇手」だと思う。「シフトを押しながら文字キーを押す」という動作は、人差し指〜小指までの間の横一列な4キー+指の長さに見合う範囲内の連接に限っては覿面に効くけど、そこから外れる縦方向などに連接すると悲惨な思いをする……という風に【アタリ・ハズレが出てしまう】という問題がある。これは「親指を押しながら」という条件があることによって、「良手では指先のみの動作ができるけど、悪手では掌や腕の移動が必要になる」というふうに打鍵モードが連続的に変わってしまうことが原因。これは「MODAPTS」というものについて書かれたページを読んでから「実際に手を動かしてみる」と良くわかると思う。良手に高頻度連接の文字群を割り当てて、悪手には低頻度連接の文字群を割り当てて……という風に設計しないといけないから、シフト側の設計が酷く困難になる……というのは、Rayさんの開発過程をトレースすると痛いほど良くわかると思う。あと、(データをとるだけでひどい思いをするだろうけれども)標準時間さえ決定できれば、究極的には「飛鳥風の親指連続シフト系の計算配列」も設計することは可能だと思う。