「音の焦点合わせ」とかいう珍妙な操作をするために最も適したソースは、実は「非音楽番組系の地上波デジタル放送音声」なのではないか?と仮定してみるテスト。

(過去:(TitleOnly)商品としてのCDから「元の音」を拾い上げるなんて、絶対に無理だ……と思った。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:【アンバランスAC100V→バランスAC100V変換用電源トランス】は実現可能なのかどうかについてのメモ。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:音を悪くしているのは、「静電気」なのか、それとも「ノイズ」なのか……。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:メモ。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:(メモ)プロケーブルさんが勝手に割り当てている「音の焦点」というものは、「等ラウドネス曲線」か「過渡応答特性一致」」には絡んでいて、「ダンピングファクタ」には絡んでいない? - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:(メモ段階)ラウドネスコンバーター。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:(たいとるおんりー)「音の焦点」でも「色の焦点」でもなくでもなく、テレビのホワイトバランス。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:銀メッキ線と音の焦点に絡む、しょーもないメモ。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:「音の焦点」でも「音響」でもなくて、「ピンクノイズ・レスポンス・ツリー」……なのかも? - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:dbx Driverack PAを使って「音の焦点(?)」をプラセボ少なめで調整するための配線案(マニュアル・サウンド・フォーカスのための実験回路)、その4。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:音の焦点メモ。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:プロケーブル語の「音の焦点」「音響」メモ。 - 雑記/えもじならべあそび)
(過去:音響ネタについてのメモ(0:55AM記録開始、7:59AM記録終了)。 - 雑記/えもじならべあそび)


 日曜日にこんなことを書いていたのを思い出した。

 いま「ZARD坂井泉水一周忌追悼特番」を見ている……のだけれど、はじめにレコーディング時に撮影していた映像が流れていて、正直唖然としてしまいました……。


 撮影用カメラで収録した音声と、そのほかの「パッケージ化のために成型された音声」との間には、全くといっていいほどの違いがありました……前者は明らかに「声量が若干不安定かつ刺激的」であり、後者は明らかに「コンプレッサによって角が取れて」います。


 ……これは、「パッケージ化のために成型された音声」を使って再生側でどーにかしたからといっても、再現できるわけがないなぁ……刺激の部分に音量をあわせると音量過大になってしまうし、普段の音量にあわせると刺激の部分が再現できないし……元の音量がいじられているからどーにもならないよorz。


(from (TitleOnly)商品としてのCDから「元の音」を拾い上げるなんて、絶対に無理だ……と思った。 - 雑記/えもじならべあそび )

 翌日の「とくダネ」を見ていて思った……のだけれど。


 パッケージ向けのとは違って「非音楽番組の放送」では、比較的いじっている要素が少ない(少しのコンプレッサ&音量絞りまくりで処置している)ような。


 ライブハウスとかだと楽器に負けないように拡声&ピークリミットせざるを得ないから、条件は上記よりも悪くなるし……。


 人によって「音量や性質が異なる」から、誰か一人の声だけを基準にするわけにもいかないし、難しいなぁ。


(from (TitleOnly)商品としてのCDから「元の音」を拾い上げるなんて、絶対に無理だ……と思った。 - 雑記/えもじならべあそび )

 ……で、ここまで書いていても当日は気づかなかったのですが、よくよく考えてみると

  • 非音楽系番組(特に非生放送)では、CMを除いてはほとんどコンプレッサっぽい歪み感がなく、比較的ダイナミックレンジに余裕を持って音量を設定している感がある。

ような気がしてきました。


 「歌を歌うときと比べれば」しゃべるときのほうがいくらかは音量を少なめで「現実的な大きさの音量」に持っていけるし、「歌と違って声量が安定していなくても巧い下手を指摘されない」からコンプレッサを掛けまくる必要もないし……ということで、現実的な音量を確保した上でトーンコントロールetcをかけていくには、けっこう使いやすいソースなのかも?と思ってみたり。


 レベル管理を必要としていなければ、ここで「アナログラジオ」の出番……なのだけれど、今回の用途ではそもそもレベル管理ができないと厳しいので、アナログラジオもアナログ地上波放送も却下で。
 この絡みでいくと、

  • 「1000Hz/-0dB正弦波」出力用のテストCDを掛けることができる機器であること。
  • 同じ機器で、地上デジタル放送(アナログ放送ではダメ)を受信し、アナログ音声出力できること。

という条件を満たす機器が、いちばん使いやすいことになる。
 ……そうすると、ソース機器としては「地上デジタルチューナーを内蔵したDVDレコーダー」のアナログ出力を使うのが適当、ということになりそう。
 うーん……どこかに「なぜかCDが掛かる、地上デジタルチューナー付き機器」が安価で転がっていたりしないだろうか^^;。
 へたに音声の入った「興味のないCD」をかけるよりも、こういった(なんとなく本物の声を想像できる)有名人の音声がとっかえひっかえ出てくるような、テレビ音声というソースを使うのが、実は一番手っ取り早く確実なのかもしれない。


 うーん……PLAYSTATION®3用の地デジチューナーが出るまでは、まだまだかかるだろうし……どうしよう。

2008年6月3日11:56:21追記。

 これで、居間にある「地デジ対応HDD/DVDレコーダ」を使ってDVDに録画して、そのディスクをPLAYSTATION®3に投入してやれば再生できる……とかいうのであれば良いのだけれど、どうもそういう風にはなっていないようで。
 ……ますます困った。