無理なく続けられる年収10倍アップ手帳2008はなぜ使いづらいのか。

(関連:メモ。@2008年02月19日)
(未来:(メモ)【気づく化】=【良い気づきの種】=「デザイン本」+「非常識な常識本」+「第一感本」+「速読本」+「見える化本」=【視点の変更】。)


 タイトルがずいぶん過激に見えるかもしれませんが、要は「ページめくりをしまくって疲れてしまったので、とりあえず泣き言を書いておきたい」……という、ただそれだけの話で。

無理なく続けられる年収10倍アップ手帳2008

無理なく続けられる年収10倍アップ手帳2008

 記憶力のない私のような奴にとって、この手帳はホントに困ります……。

  • 毎週見ることになる「I消費」「II浪費」「III投資」「IV空費」「緊急度高」「緊急度低」「重要度高」「常用度低」という表現が、記号的であり説明的ではない。
  • 使い方に関する説明(マニュアル部分)が長すぎる。
  • 手書きでの記述例がないので、手で書いたときにどうなるのか、というイメージができない。
  • 年間目標は左方向展開の大きな折込シートに・月間目標は右方向展開の折込シートにする(あるいは分冊する)など、コスト的に見合う範囲内でチャンクダウンの作業性を良くする為の工夫がほしい。

 【Panasonic DIGA 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー内蔵 HDD&DVDレコーダー HDD250GB DMR-XW100の操作性レビュー。】にも書いたのだけれど、まず記号的であるということは「記号から本来の意味を導き出さなければならない」ということを暗に意味しています。
 そして、マニュアルが長い*1こと以上に問題なのが、「説明文書」と「記録」が一体化されていないこと。現状では、メージをめくらずに正しく記録をするのはとても大変です。
 本来は、説明文書と記録媒体が一体になっていて、「記録手順を教えてくれる記録用紙である」ことが理想*2です。
 ……って、こんなことをここで書かなくても、たぶん「次年度版では直っている」はずだとは思いますけれども、とりあえずメモしておくことに。

*1:「長い」といっても、「読み物」としての部分が長い分には全く問題はないのです。ここで問題になるのは、純粋な「使い方」の話で。

*2:この点に関しては、ドナルド・A・ノーマン氏による

誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)

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パソコンを隠せ、アナログ発想でいこう!―複雑さに別れを告げ、“情報アプライアンス”へ

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エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために

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を(じっくりと、ではなくて)「ざっくりと」ごらん頂くとよいかもしれません。