メモ。

 んー……新JISかなの「゛」がC9にあるのは、親指シフト(NICOLA)の「い」がC9にあったから……なのだろうか。

【無シフト面】
。かたこさ らちくつ,、
うしてけせ はときいん
 .ひすふへ めそねほ

【同手シフト面】
ぁえりゃれ よにるまぇ
をあなゅも みおのょっ
 ぅーろやぃ ぬゆむわぉ

※濁音は逆手シフト+文字キー。
(from http://nicola.sunicom.co.jp/spec/jisdraft.htm)
【無シフト面】
。たかすせ ちそとは,、
けしうてさ めんいねら
 ひふこへ. きくつほ×

【同手シフト面】
れえりゃ にるまよ
をあなゅ おのょっ
 ろーもや むぬみわゆ

【逆シフト面】
×だがずぜ ぢぞどば××
げじヴでざ ぱぴぷぺぽ
 びぶごべ× ぎぐづぼ×

※OADG互換けん盤用改定テスト(かえであすか風味)。

 右手アンシフトホームと、右手同手シフトとのあいだでの交換余地アリ、と。
 あと、「Y」は使いたくないなぁ。

2008年1月9日23:43:30追記。

【無シフト面】
。たかすせ ×そとは,、
けしうてさ めんいまる
 ひふこへ. きくつほち

【同手シフト面】
れえりゃ らにねよ
をあなゅ おのょっ
 ろーもや むぬみわゆ

【逆シフト面】
×だがずぜ ×ぞどば××
げじヴでざ ぱぴぷぺぽ
 びぶごべ× ぎぐづぼぢ

※OADG互換けん盤用改定テスト(かえであすか風味)案2。

 YとBは事実上捨ててみた。
 ホントは、片手ずつ「アルペジオ率最大(≒同手跳躍最小)」かつ「運指距離最小」になるように設計できればいいのだけれど、計算するのがめんどくさいので、今のところは放置中。


 小梅/TRONルールよりも厳しいNICOLAルールの「清濁同置かつ、濁音化可能な清音はアンシフト」を厳守しつつ、どうにか最適化する方法を検討してみたいところ。
 それと、もうひとつ条件を付けると「左右の割り振りはNICOLAと同じ(左右をまたいだ文字の交換は行わない)」というところかなぁ……。
 それで現代的と見なせる性能を持つけん盤配列を作成できれば、それとNICOLAを比べることによって「NICOLAがどうやって設計されたのか」とか、「NICOLAの設計指針で何がおかしかったのか*1」というのがわかる気がする。

2008年1月10日6:34:21追記。

【無シフト面】
。すかたせ ×きとは,、
けしうてさ めんいまる
 ひふこへ. ほそくつち

【同手シフト面】
れえりゃ らにみよ
をあなゅ おのょっ
 ろーもや むぬねわゆ

【逆シフト面】
×ずがだぜ ×ぎどば××
げじヴでざ ぱぴぷぺぽ
 びぶごべ× ぼぞぐづぢ

※OADG互換けん盤用改定テスト(かえであすか風味)案3。

 右手側アンシフト側、「そとはきつくほち」から3文字を抜き出して、3通りある2文字連接を数えたときに、もっとも回数が多くなる組み合わせとして「きとは」の3文字(244万文字表で計7097回)を上段に置くことにした。
 あまりものの「そつくほち」は、これらの組み合わせによる連接頻度の合計が8141回になるらしく、かなり連接しづらい「そ・ほ」が人差し指担当となるようにした(最小は「ほ・ち」なのだけれど、ほとんど変わらないのでフィーリングで決定)。



 右手シフト側も似たような理由により「み」と「ね」の段を交換。
 左手側は……いじっても無意味な予感がしたので、とりあえずこのまま放置することに。
 ※ただし、「です。」対策として、上段はちょっといじったのだけれど。

2008年1月11日0:25:03追記。

 「こ」と「へ」はひっくり返してみる方がいいのかもしれない。
 NICOLAアルペジオ回避+「ぁ行」「ぱ行」「低頻度かな」規則性強化*2+「106/109JPキーボード」「です。/ます。」「スーパー助詞(は、)」対応(?)=「かえでにこら」、だろうか。
 版番号が上がっていくうちに名前を付けるのは(かえであすかの時と同じく)避けたいので、調整中には「NICOLA-K」あたりの仮名でいくという手が。
 どうしようか……テスト打鍵を始めるべきか否か。
 かつて、NICOLAは合わなかったけれど、それはコンセプトではなく配列側が原因だったような気もするので、(当時気になっていた部分だけを解消しておけば)意外といける可能性はありそう。
 結局のところ、「もしもNICOLAが、今のハードウェア環境で、たった今から製作されていれば、どういう配列になっただろうか」というところを、追いかけていくことになる……のかも。
 「専用キーボードの援用を受けないと、本来の性能は発揮できない」というのは、親指シフト方式の根源的な制限ではなく、単純に「NICOLAがそれを考慮せずに作成されたから」ということのみのはずなので、その点をうまく「使って体感できる」様にしてみたいところ。

*1:少なくとも、「隣り合う指は連続して使わない」というルールは、今の基準で見れば間違いなく失敗だったと思う……むしろここでは「同じ段の隣り合う指は積極的に連接させる(アルペジオを意図的に起こす)」方が、指を動かす距離を最短化するためには確実に(厳密に言えば「例外なく」かも)役立つし。

*2:「例外なく」NICOLAよりは覚えやすい&忘れにくいことが、今回配列では重要。