無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法を読了。

無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法

無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法

 いったん途中で読書放棄*1していたのですが、とりあえず読了。
 ここのメモは、本を読みつつちらちらと未読の部分をメモしています。

  • 通勤時間は勉強時間に転用しよう。
    • でも、できれば「勉強専用」の時間に転用するべく、通勤時間の短縮を考えよう。
  • 調べても判断がつかないときは、とりあえず買って試そう。
    • 悩む時間は生産的ではなく、かえって後の生産性を阻害する。
  • 代行屋を徹底活用し、金で時間を買うメリットとデメリットの差を把握しよう。
    • 苦手なことに時間を費やすのは生産的ではなく、かえって後の生産性を阻害する。
    • いくらやってもできないことはさっさとあきらめて、できること(投資効果が出ること)を優先する。
  • 人を無償で利用しない、人に無償で利用されない。
    • すべてに適用すると、ちょっとドライすぎる気もする……少なくとも後者については、場所と内容に応じて、という部分はありそう。とはいえ、自発的に「人を無償で利用しようとする」様なことがないようにチェックする癖は必要だと思う。
  • 手帳を「半年〜1年先までの予定を時間軸に沿って予約するための媒体」として使う。
    • 睡眠をはじめとした健康管理や、勉強などの投資を継続して行うために必要。予定のブッキングを防ぐためにも役立つ。
  • 外的な強制力を活用しよう。
    • 日常的に「出勤・出席」で体感しているアレを、他の事柄についても応用しよう……ということ*2。毎日、あるいは毎週の単位で区切ると良く、あまり中長期でやるべきではない。
  • pp.172-173には「自宅は持ち家を買うより借家を借りる方がよい」という話。
    • 「何が何でも借家で」という話ではない点がポイントか。選択基準がはっきりしている点が◎。
  • pp.174-175の「タクシーは当てにならない」は切実。とくに(タクシーが増えすぎた仙台あたりでは)細かな道を全く知らない運転手さんが確かにいる。
    • 「カーナビぐらい積んでくれよ!」と言いたくなるシーンが多いので、かえってポータブルナビ+自転車のほうが良い場合が多いのかも(自分でナビのGPSアンテナを付けたことがあるなら解ると思うけど、ナビは全天が見えないと使えないので、タクシーなどの客席に乗ったままでは使えないし)。
  • pp.180-181の家事に関する話は、今の(手作業改善を徹底活用した)日本語入力法がすべて満たしている話ともつながる。

 総論としては、勝間さんが「(こういう本に書いてあった)こういう方法が良かったよ!私なりにアレンジしてみたから、気に入ったら試してみてね〜」ということを整理記録している本、ということで間違いなさそう。
 勉強本よりも「これなら実践できそう」というハードル低めor納得しやすい話の割合が多いようで、その点での改善を試みた本という感じですね。

勝間さん本のお勧め購入方法。

 今のところでは、という但し書き付きですけど。
 始めに以下の2冊は買いましょう……で、日曜日など「日中に」まとまった時間がとれるときに、ここで掲示した順に一気に読みます。

無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法

無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法

 そして、これらの記述で「このメソッド用の手帳」が必要だと感じた場合には、手帳を買います。
 また、これらの記述で「勉強法に関する技術」が必要だと感じた場合には、勉強本を買います。
無理なく続けられる年収10倍アップ手帳2008

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無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法

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 ……と、こういう順番で攻めるのが良いかな、と思います。

*1:ちょうど年末進行でぐたりモードになっていた時期なので。

*2:2008年1月2日14:18:36追記、この話は

誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)

誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)

を記述した筆者も実践している(同書のpp.79-80を参照のこと)らしく。インターフェース屋の体験とも一致しているというのは興味深いところかな、と。