(メモ)MS-IMEでの利用を前提とした、親指シフト方式用キーコード送出法素案。
- OSの「カナロック」は使用せず、キーボード側で独自に「キー→単字分ローマ字」変換を行う。
- 出力するローマ字綴りは、JISX4063準拠とする。
- 変換しているかどうかを示すために、キーボード側に「RConv」LED灯を追加する。
- ランプが点灯している間は、文字キーコードに関しては50msec遅れで入力されたものとして処理する(新JISかなで却下された、シフトキー打鍵遅れの補正案に同じ)。
- ひらがなキーを押した場合には、ひらがなキーコードを2回送出してからRConvモードをOnにする。
- ひらがなモードからCapslockを押して、さらに全角半角キーを押した場合、ひらがなキー1回ではなく2回押さないとひらがなモードに復帰しないため。
- 英数キーを押した場合には、ひらがなキーコードを送出してから英数キーコードを送出して、RConvモードをOffにする。
- 全角半角キーを押した場合は、全角半角キーコードを送出してから、RConvモードをOffにする。
- このトグルはキーボード側からモードを取得できないため、RConvモードをOnにするためにつかうべきではない。日常的には(ワープロ時代と同じく)ひらがなキーと英数キーで使い分けてもらう方向で。
- GHキー2段下にはスペースを、FJキー2つ下にはそれぞれ指を模したアイコンがついたキー(内部利用専用のキーでキーコードは吐かない)を、DKキー2つ下には、それぞれ無変換・変換キーを配置する。
- ロッキングシフトモードの概念がないPOSキーボードでは、ひらがなキー・英数キー・左右小指シフトキーを廃止する代わりに、左右小指シフトキーをそれぞれ2分割して「英大・英小」キーを配置する。この場合、RConv灯もRConvモードは不要で、シフトキーのタイミング制御はたぶん不可能。
- ……POSキーボードで実際に作ってしまう方が早そうな気も^^;。