(メモ)FILCO パピヨンでは、はじめから「どちらのスペースキーでも親指シフトに転用できるように」プリントパターンを引き回しているようにしか見えない。

  • 左スペースはAlt、右スペースはDelという無難なキーが設定できる。
    • ちなみに私、メンブレンシートのプリントパターンをまじめにたどったのは「今回がはじめて」のような……。
  • 「カッターと導電テープ」を使ったホビー精度で設定できる。
    • しかも、左スペース・右スペース共に、次の条件が成立している。
      • 「カット1箇所・接続1箇所というシンプルな作業で済む」
      • 「ちょうどカットしやすい位置にカット対象の線があり、しかも見つけやすい」
      • 「導電テープのベタ貼りが成功しやすいように、つなぐべき線2本だけが密接併走している」
        • はっきり言って、偶然にしては出来過ぎている。
  • 親指シフト用として実績があり、それを強く連想させるガワを採用している。

 これらは偶然なのだろうか、それとも狙っていたのだろうか……。


 少なくとも、プリントパターンには(文字では書いていないけど)「狙ってやったに決まってるだろ!」と書いてあるようにしか見えない。
 こういう「意図が見え隠れするプリントパターン」って、だいぶ久しぶりに見た気がする。
 プリントパターンも一種の言語となり得るのかもしれない。